元姉さん

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桂｢...その様子だと訳ありらしいな｣



会って数十分でド天然だと分かった彼だがこういう話は通じるらしい




と､そこに新八くんが質問をする




新｢桂さん､エリザベスはどうしたんですか？｣

｢エリザベス...？｣



どこかの女王の名前が出た気がしたんだが...もしくはどこぞの大罪人と呪いをかけられた女性の名前.....



神｢エリーはヅラのペットみたいなもんアル｣

｢へえ...｣




桂｢あぁ､どうやら奴らから逃げてる間にはぐれてしまったらしい｡そんな訳で銀時一緒に探｢絶対ェ嫌だ｣｣


被せるように返した答えは否定､食い気味の｡



桂｢勿論ただでとは言わない｡そんな事で動く男ではないのはとうの昔に知っている｣

銀｢なんで俺貶されてんの？｣


桂｢定春の餌2ヶ月分でどうだ｣




常に金無しの彼らにはとても良い案だろう､定春の食べる量すごいからな｡




銀｢あといちご牛乳な｣

神｢酢昆布もネ｣

新｢あ､じゃあ僕お通ちゃんのハイタッチ券で｣



容赦ないなこいつら｡




｢...粉チーズ2ダース｣

｢｢｢お前もか！！｣｣｣












＿＿












という訳で始まったエリザベス探し｡容姿を聞けば白い化け物やら白いペンギンやらと想像がつかない例えばかり｡





新｢エリザベスの行きそうな所ってどこなんです？｣

桂｢そうだな...｣






銀｢全員で出るのも効率悪ィから分けよーぜ｣




そんな銀さんの提案の結果､




















｢よろしくな､桂さん｣

桂｢あぁ､頼むぞ｣




神楽定春､新八銀さん､桂さん私の3グループだ




銀｢追われコンビ捕まんじゃねーぞ｣

｢なんだその名前､私まで攘夷志士みたいな言い方やめてくれ...｣




1時間後待ち合わせとなり早速捜索だ















＿＿













(どこ歩かせるつもりだよ...！)




追われる身だからなのか移動方法が普通じゃない｡


マンホールの中､地下道を歩いたかと思えば路地裏の細い道など｡今は屋根の上を歩いている､なんてこった





桂｢"普通"のおなごにしては体力があるようだな｣

｢この間まで旅をしていたんだ､この位着いていけないとな｣







暫くして再び地上に降りる､路地裏だ





｢ふぅ.....ん？｣





降りた途端違和感を感じた｡視界に移るのは横の桂さんだけだと言うのに複数の気配を感じる


どうやらそれは桂さんもだったらしく当たりを警戒している｡


















まさか､真選組？

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