sister_19 ページ20
、
「っはぁ〜〜危なかった」
た「大丈夫ですか?」
扉を閉めた途端緊張が緩みその場にしゃがみこむ
「たまちゃんありがとう、大丈夫だよ。さ、準備進めよう」
まだ心は落ち着かないがそんなことは考えない、仕事に集中しなければ
__
がやがやと今日も男の集うスナックお登勢は忙しい。私も頑張らなければいけないのは分かっている
が。
(ダメだ...頭から抜けない)
昼間の出来ごとが頭から離れない、色んな事を思ってしまう
(髪切ったのか.....でも前髪はV字のままか。)
(瞳孔開きすぎてたな...鬼の副長ぴったり)
(煙草吸ってたな...ライターマヨだったしマヨラーは相変わらずだな)
「はぁ.....」
銀「ババァ、なんかあったのか?粉チーズ切れで頭イカれぶべらッ」
「聞こえてんぞ銀さん、大体粉チーズは薬じゃない」
空いたビール瓶を銀さん目掛けて投げつける、クリーンヒット。
銀「ってて...元気じゃねェか」
た「銀時様、恐らく今日のあの出来事が原因かと...」
__
銀「んで?なんでんなはぁはぁ言ってんの発、情期?」
「殺すぞセクハラクソ天パ、冷やかしなら帰れ」
銀「お前俺の事貶しすぎじゃない?泣くよ?帰らねーけど」
「泣いてしまえ、そのまま体の水分無くして土に還れ」
銀「頑なに俺を殺、そうとすんのやめてくんない?!」
閉店後片付けも終わりそろそろ日も変わる時間。片付けが終わるまで店に残ってくれた銀さんがお悩み相談室を開いてくれるらしい
つーか見てないで手伝えよ
銀「あー、土方に会ったんだっけか」
「...まぁな、予想もしてなかったから焦ったんだ。バレないようにって、関わりを持っちゃいけないって。なのに名前聞かれて、なにやってんだってな」
ふぅ、と無意識に溜息を付いてしまい指摘された
銀「でもよ、総一郎くんの時も言ったけど久しぶりに会ったんだろ。そんな気持ちだけだった訳じゃないだろ?」
銀さんは鋭いなあ
「そりゃそうさ。嬉しかったよ、また会えて。だからダメなんだ」
苦笑いする私に銀さんは続きを促す
「思っちゃうんだ。前髪変わらないとか、同じ位だった身長がこんな差になってる、煙草吸うんだ、マヨまだ好きなんだとか
________昔みたいに戻りたい、とか」
銀「...え、お前あいつの事好きなの?」
586人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
わか(プロフ) - 華さん» 華さんはじめまして、コメントありがとうございます!そう言って頂けて幸いです。更新頑張らせていただきます...!´`* (2021年2月8日 7時) (レス) id: 680e3bc541 (このIDを非表示/違反報告)
華(プロフ) - わかさん» はじめまして!楽しく読ませて頂いております!次回更新楽しみです!! (2021年2月7日 23時) (レス) id: ab4f0db506 (このIDを非表示/違反報告)
わか(プロフ) - ちゃちゃさん» ちゃちゃさんありがとうございます!最近は調子がいいので今のうちに沢山更新しますね´`* (2021年1月23日 13時) (レス) id: 680e3bc541 (このIDを非表示/違反報告)
わか(プロフ) - 光華さん» 返信遅れてごめんなさい(TT)ありがとうございます頑張ります〜!! (2021年1月23日 13時) (レス) id: 680e3bc541 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃちゃ(プロフ) - いつも楽しく見させてもらってます!もう最高です! (2021年1月23日 9時) (レス) id: f790642b1e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:わか | 作成日時:2020年11月27日 7時