元姉さん

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新｢え､僕の事眼鏡くん言ってたの？！初耳なんですけど！？つーか眼鏡くんから眼鏡取ったらだめだろォォ！｣



｢...眼鏡くん､毎日ツッコミで苦労してるんだね｡お疲れ様｣

新｢誰のせいだと思ってるんですか！！｣



ちゃんとボケを拾ってくれる辺りいい子なのがでてるな




すると酢昆布を食べて黙っていた神楽がぼそっと呟いた一言によってその場が静まる



















神｢お前ら文字数稼ぎがわかりやすいんだヨ､いい加減にしろヨクソ共が｣

｢｢｢.....｡｣｣｣



...ごもっともです｡




銀｢いや､だって9話にして夢主の過去が暴かれるって早すぎだろ｡50話もいらなくなるわ｣

｢予定をきちんと組まずにノリで書き進めた作者が悪い､私は悪くない｣

新｢それに関しては僕も同感です｣




...なんだこの空気｡





誰かこの空気をぶち破ってくれ｡頼むから｡






定｢わんっ！！｣






定春が坂田さんの頭に噛みつき騒ぎ出す



銀｢おま､定春やめろ！人の頭は食べるもんじゃありません！！｣

｢よくやった定春！救世主だ！！｣




新｢はいはい､じゃあ話に戻りますよ｡座ってください｣



新八くんによって3度目の着席




｢えーと､苺の話か.....あ､苺の花言葉は知ってるか？｣

神｢知らないアル､どんな意味アルか？｣

新｢へえ､苺にも花言葉ってあるんですね｣




意外にも興味を示してくれた2人にそれはね､と人差し指を立てて説明する











｢いちごの花言葉は｢幸福な家庭｣｣











｢....え､坂田さん知ってるのか？｣





私の声と被って聞こえた坂田さんの声に驚く





銀｢まーな､昔の寺子屋の先生に教わっただけさ｣

｢世の中意外な事もあるもんだな｣

銀｢どういう事だオイ｣

｢1番知らなそうな人が知ってたって事｣

銀｢え､俺ら出会って数時間だよね？なんでこんな貶されてんの俺？｣





ぶつぶつと何か言っているが聞こえない(聞いてない)




神｢流石A姉ネ､銀ちゃんの扱い方分かってるアル｣


ハイタッチする






｢君達にぴったりな言葉だ｣




そんな私の言葉にぱちくりと瞬きをする3人



｢あとは尊敬と愛情って意味もある｡私には君達が家族みたいな関係でありながら互いに尊敬し大切に思ってる､そんなふうに見えたんだ｣



神｢なんだヨA姉､そんな事言ったってなんも出ないヨ｣






そう言いながらも神楽と眼鏡くんは嬉しそうだし坂田さんは頭をがしがし搔いてる...彼の癖かな

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