sister_39 ページ40
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渡された紙には手紙に同封されていた写真の彼らについてある程度調べられた資料だった
「で、これをダシに私に何をしろと?」
小「簡単な話ですよ、貴方がもう一度蛇天党に入ることです。そうすれば彼らには手を出さない」
「っクソが...何故そこまでして私を加入させようとする」
現に私が居ない今でも成り立ってるじゃないか
小「近々江戸城に攻め込む計画を立てています」
(江戸城に...?)
小「今の戦力でも現在の無力な幕府になら事足りるでしょうが邪魔なのはあの真選組。あの犬共が相手となると話は別です」
「なるほど、そこでこの紅月姫様にお助けをと言うわけか」
嘗て大きな勢力を束ね上げたコイツが敵視するぐらい真選組は強いということ。
小「話が早くて助かりますねぇ。もしこれを断るなら彼らの安全は保証しません、故に貴方に選ぶ選択肢は無いと思うのですが」
どこまでも卑怯な奴だ、あの時と同じじゃないか
「...まぁ待て、私にだって準備がいる。急に居なくなるのも面倒だしな。答えはもう少し待ってくれないか」
小「良いでしょう。では10日間の時間を与えます、また後日詳細を送ります。
「チッ、何処までも気持ち悪ィ」
背を向けて歩き出す。
が直後に感じた殺気に剣を構えるが遅かった
「ぐッ...」
小「言葉には気をつけた方がいいですよ。それでは。」
「クソが、ッ...」
顔を上げた時にはもう奴は居なかった。
__
「ふーっ、ふぅ...ッ」
斬られた肩を抑え壁に寄りかかりながら歩く
「なーにしてんの」
「っ!?...て、銀さんか」
銀「おう銀さ....誰にやられた」
怠そうな目が冷たく鋭くなる
「...猫だよネコ、じゃれてたら引っ掻かれただけ」
銀「...なにお前虎と遊んでたわけ?それ猫じゃなくてネコ科だから」
つーかそういうのいいから、と着流しの裾を破り肩に巻いてくれた
「悪いな、着物駄目にした」
銀「気にすんな、いつもの事だよ。歩けるか?」
「ハッ、これでも攘夷戦争で名を馳せたんだぞ?これぐらい余裕さ」
銀「はいはい、わーったから肩貸せ」
万事屋に連れてかれ包帯を巻いてもらって次の日はゆっくり休んだ
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わか(プロフ) - 華さん» 華さんはじめまして、コメントありがとうございます!そう言って頂けて幸いです。更新頑張らせていただきます...!´`* (2021年2月8日 7時) (レス) id: 680e3bc541 (このIDを非表示/違反報告)
華(プロフ) - わかさん» はじめまして!楽しく読ませて頂いております!次回更新楽しみです!! (2021年2月7日 23時) (レス) id: ab4f0db506 (このIDを非表示/違反報告)
わか(プロフ) - ちゃちゃさん» ちゃちゃさんありがとうございます!最近は調子がいいので今のうちに沢山更新しますね´`* (2021年1月23日 13時) (レス) id: 680e3bc541 (このIDを非表示/違反報告)
わか(プロフ) - 光華さん» 返信遅れてごめんなさい(TT)ありがとうございます頑張ります〜!! (2021年1月23日 13時) (レス) id: 680e3bc541 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃちゃ(プロフ) - いつも楽しく見させてもらってます!もう最高です! (2021年1月23日 9時) (レス) id: f790642b1e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:わか | 作成日時:2020年11月27日 7時