守るって言っただろ?【第三体育館】

守ると-21- ページ23

〜木兎side〜
俺は今、目を覚ました！！




回りを見ると三人は熟睡している。







やはり、朝起きたらまずは、トイレだ！！






そう思い俺は部屋のドアを開けた。







すると....








「この匂いは!?ココアだな！！！」





俺は、匂いを頼りに階段を降りてリビング?らしき所に来た。





トイレは良いのかって?







良いんだ！！後で行く!!





「あのさ、白崎家ってどんな奴らの集まりなのか調べてくれない?」




Aの声だ！！






っと言うか白崎家?







何処だ？それは??






俺が入り口の前で考えているとドアが開いた。







ドアの向こうに立っていたのは.....









「セバスチャンさんじゃないか!?おはよう！！」

「おはようございます木兎さん。少しお静かにお願いします。」((ﾎﾞｿｯ





そう笑顔で言いながら、セバスチャンさんはテーブルの方を指差す。







そこには、








メガネを掛けてパソコンと向かい合い紙を見ているAの姿が目に入った。







「Aは何をしているんだ?」

「先日から書類の整理をしろっと言っていたんですが全く手をつけなかったので.....
今さっき、書類の整理を始める様に言ったんですよ。」





そう細かく説明してくれるセバスチャンさん。





「大変なんだな〜」

「フフフ...自業自得と言うやつですよ。木兎さんはお気になさらず。」((ﾆｺｯ





そう言うセバスチャンさんの笑顔は何か色々な感情があるように見えた。






俺が何か話を振ろうとした時、

セバスチャンが俺に笑顔を向けて「ココアでも飲みますか?」っと聞いてきた。









俺は、「おう!!」っと答えてAの目の前に座った。









俺が目の前に座った事も気づかない程、

真剣な顔で資料の整理をしているAを俺はただ笑顔で見ていた。

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