初 恋【銀魂】

第３話 ページ5

・・・って、何考えてんの！？あたしっ！


このあたしが、総悟を好きに・・・！？


そんなの・・・そんなのあるわけ・・・っ！


プルルル・・・


A)・・・っ！


突然鳴り響いたケータイの着信音に、ハッとする


・・・鳴ったのは、トシのケータイだった。


土)もしもし。
・・・なんだ、山崎か。どうした？
・・・何っ！？桂が！？・・・分かった。
今すぐ行く！！


沖)どうしたんですかィ？


土)山崎からだ！
桂の居場所を掴んだらしい。
・・・俺たちも行くぞ！！


沖)仕方ありやせんねィ・・・。
・・・じゃ、A！またな！！


あたしは遠ざかっていく、トシと総悟の背中に手を振った


A)さて・・・買い物行くか・・・。


太陽が沈むのは早く、


辺りは、もう少し薄暗い・・・。


あたしは気を取り直し、スーパーへ向かって歩き出した


・


・


ーその日の夜ー


あたしは布団の中で、一人考えていた


『あたしは本当に、総悟のことを好きになってしまったのか？』


・


昔から「男」には興味が無かったかが、


「恋愛」に興味が無かったわけではない


あたしだって、他の女の子同様、


恋愛ドラマや恋愛小説だって、見たり読んだりしてた←過去形ｗｗ


大抵の恋愛ドラマは、


主人公が告白して、「俺も好きだった」・・・的な流れになるだろう。


A)告白・・・か。


あたしは目を閉じる


そして気づくと、眠りについていた

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