【wrwrd！】群青。 (ページ4)

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3話ページ4

…食堂にて。

tn「これで全員…じゃあないですねぇ。」

周りの面々を見回し、飽きれたように声の主
トントンは言った。

…それは恐らく周りには聞こえていない。
何故なら…

sha「うるせぇぞチワワ！」

knsm「何やとぉっ！平均化野郎！」

zm「エミさん、隣座ろうや」

eml「ひ、え、遠慮しときます…っ！！」

ps「ロボローっこっち来てやぁ」

rbr「いやぁあああ！！！！誰か助けて！」

htrn「…はぁ…お前ら黙れ！」

shp「クソ先輩っ！！✕ねっ！」

osmn「みんなうるさいめうー」

gr「…フッ」

…個人個人、好き勝手しているからである。
うるさい。クソうるさい。朝っぱらから。

…が、普段から内ゲバだの身内切りだの戦争だの
やばい事ばっかしてるこの連中に
「静かにしろ」と言った所で聞くはずがない。

…むしろ、命令すんなと余計騒がしくなるのが
話のオチだろう。

つーか何グルさん笑ってんねん。
総統なんだったら止めるなりなんなりしろや。

…ったく。

tn「…で？大先生は？」
欠員である大先生の居所を聞く
…ってやっぱり誰も聞いてねぇな。

…仕方ないので、
自分で彼を呼びに行くことにした。

大先生が寝坊することなんて、
日常茶飯事なのでもうこれにも慣れた。

…アイツが俺に起こされずに起きたら
それこそ天変地異やな。明日はミサイル降る。

…と、そんなことを考えてる間に部屋に到着。
部屋を思いっきり開いた。
…えぇ、そりゃあとてつもなく思いっきり。

ガタンッ！！

「おう大先生！！目覚めの気分は
どうでもええからあく起きろ…や。」

…開け開いた部屋はがらんとしており
もぬけの殻。

大先生どころか人っ子1人いる気配がしない。

…無人の部屋だった。