【d!】超能力少女と我々だ！ (ページ33)

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20話.迷子ページ33

一方その頃Aは…

…あ、あぁ。やばいなこれ。
私は帰る道も分からず、
フラフラとさまよっている
要するに迷子です←
そうだよよく考えてみれば
ここめっちゃ広いじゃん！！←
忘れてた…迷った…
でも戻り方も分からねぇ←
勢い余って飛び出すからだよ私の馬鹿…
どうしよ。
ワタシ、ヘヤ、カエリタイ。←謎のカタコト

？「ん？どしたん？A？」
『うわぁっ！？』
後ろからいきなり声を掛けられ、
考え事をしていたこともあって
思いっきり顔面から転んでしまう。
ドジっ子かよ←
？「え、ごめん平気？」
そう言って手を差し出してくれたのは…
『あー…大丈夫。』

赤ニット帽の人だ。
何故赤ニット帽って言い方かって？
…この人の名前なんだっけ？←
作〔不人気だからねこれが宿命〕←作者黙れ
作〔すんません〕
sha「？頭でも打った？
独り言ブツブツ言ってるけど」
『あ、いやこっちの話だから』
口に出してたらしく、変な顔されたけど

sha「ま、ええけど。」
とスルーしてくれた!!いい人！！
えっと確か…しゃ、…
そう、「シャ」から名前が始まった…はず…
あー！！思い出したッ！！←フラグ

『ありがとう…シャオニクス！！』
ｶﾞﾀｯと思いっきりずっこけた。
コントの様に。思いっきり。
…これ多分反応からして間違ってるな…
sha「誰がシャオニクスや！シャオロンや！
シャ・オ・ロ・ン！！」
『うわぁああっ！！ごめんシャオロンっ！！』
言ってみたけどシャとオしか合ってないじゃん…
シャオニク…ｹﾞﾌﾝｹﾞﾌﾝ
シャオロンは下を向いたかと思うと
sha「やっぱり俺…不人気なんかな」
闇オーラを放ってるぅうう！！？
…思ったよりシャオロンの心の傷を
えぐってしまったのかもしれない。

sha「不人気…やっぱり新入りからも
不人気なんか俺…」そんなこと思ってないよ！
不人気だなんて思ってないよ！！
(全力でフォロー)
ど、どうしよう。完全に闇なんだけど。
私が名前間違えたせいだよね…
あーー…どうしよ。どうしよ。
…あだ名でも付けて慰めるか
『えー…と…シャ、シャオちゃん？』
なんとなく思いついたあだ名で呼びかけてみる
sha「はぁー…人気上げるにはどう…え？」
シャオロン…シャオちゃんでいいや。
シャオちゃんはこっちを向いたまま
数秒固まってその後顔が真っ赤になった。
sha「へ？」
『私の部屋まで案内してくれない？』
sha「え、ええけど…シャオちゃんは
やめてくれへん？」『シャオちゃん！』
sha「マジでやめて恥ずい！」