【d!】超能力少女と我々だ!３ (ページ4)

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77話.本当ページ4

コネシマが起きた丁度その頃…

総統室では…

Aside

tn「おい、鬱ぅ？どういう事やねん
能力持ちとか聞いとらんぞ。」

utu「い、いやな。
これには海よりも深いわけがありましてね？」

sha「さっさと教えろや」

gr「気になるので教えてくれ」

utu「グルちゃんまで！？」

鬱先生の能力の話題でもちきりだった。

可哀想な鬱先生。

皆にもみくちゃにされてる。

まぁ自業自得。

…それにしても、

私…何であの時能力使っちゃったんだろ

鬱先生の能力の話も気になるけど、

そっちの方も気になった。

無意識に。本当に無意識に。

血を見た途端に。

体が勝手に動いていたんだ。

…怖かった。また、壊してしまいそうで。

…何か、何かが。…足りない。

htrn「？…A、平気？具合でも悪いの？」

A『あ、ううん。ごめん考え事してて…
平気だよ。ありがと。ひとらん。』

私、そんなに暗い顔してたのかな？

近くにいたひとらんに声かけられちゃって

我に返った。

…忘れてる気がする。

…何かは思い出せないんだけど。

utu「分かった、言いますぅっ
…言いますから粛清だけは
ほんまに堪忍してぇや…」

tn「分かればええねん！分かれば！」

とかまた考えてる内に、

決着がついたらしく、

鬱先生が涙目になりながら降参してた。

だいたい予想は付いてたけどね。

utu「俺の能力は…【相手の能力を操る能力】？
…やね。…多分。」

zm「なんで疑問形なん？」

utu「それは…使ったことあんまりないし、
能力自体俺にあるって気づいたの最近やし。」

tn「てか、あの青いモヤみたいなん何？
お前からまとわりついてたヤツ。」

トントンがそう言うと、鬱先生は、ん？と

首を傾げた。

utu「？…何のことや？…モヤ？」

rbr「…まさか、
能力使った直後の記憶、無い？」

utu「…言われてみると、無いな。」

それに今気づいたらしい。気づくの遅い。

もしかしたら、
記憶が混乱してる可能性もあるけど。

zm「あ〜！そうや、能力あるんやったら…
俺とも対等に戦えるんちゃう？」

ゾム、それイイね←

私も見たい!!←やめろ馬鹿

ニタニタしながら、

値踏みするように鬱先生を見る。

utu「いや、ちゃいますやん!!
それに戦争から帰ってきたばっかりやのに…」

慌てて、反論するようにそう言うが

zm「いいやん。俺はまだ動けるで。」

残念、言いくるめは聞かなかった。

(【その男、食害】
でも、言いくるめ効きませんよねこの人)