【二話】 ページ5
「class Lのハチャメチャ出席」
「はーい。出席取るよー」
愛想よくシャーペンの芯を出しながら辺りを見渡しているのはclass Lの担任兼歴史の担任である、高杉蒼太である
「えー……まずは、如月……アレ、なんて読むんだっけ?これ、えーっと……如月……」
「先生、俺の名前忘れないでください。確かに読みにくいですけど俺の名前は如月
「あぁそうそう、黎�娘だ。ゴメンね。この漢字読みにくいんだよー」
手を前に出しバツが悪そうな顔をしながら、次の出席を取る
「次は……篠原麻斗」
「ほーいほーい」
「ハイね」
「はいはーい」
「ハイは一回!」
「はーい」
ダメだ。このままでは埒が明かない。頭を抱え込みながら、高杉は次の出席を取る
「白石綾」
「…はい」
「お前ホントドライだよな」
返事をした白石に突っかかるのは、篠原麻斗だ
「別にいいじゃない」
「えー? もっと気楽に生きろよー俺みたいにさ」
アニメだとキラーんと効果音と共に周りにキラキラが輝いてそうなキメ顔に白石が吹き出す
「貴方バカなの?」
「俺がバカの訳ねぇだろ」
暫く、篠原が白石を睨んでいたら高杉が仲裁に入る
「ハイハイ。ケンカはそこまで、次は……幡川祐一」
「はい」
「こいつもこいつで感情乏しいな」
また他人に突っかかるのは、篠原だ。幡川は無視し、ただ前を見る『ちっ、シカトかよォつまんねぇの』とふてぶてしそうに前を見る
「最後は……皆本凪」
「は、ハイ!」
勢いよく立ち上がり、ちょっとふらついておるのは、皆本凪だ。高杉の中では、class Lの常識人と思われている
「えー……これで全員かな……それじゃ、今日も元気に過ごしてねー」
高杉の言葉と共に全員が『はーい』と返事をした。と同時に、クラス全員の声が入り交じる
「えっと……今日の授業は……」
「腹減ったー唐揚げくん欲しい……」
「またうるさい日……」
「……」
「さーてと! 授業の準備準備!」
【更新日】
二月十九日(月)
【作者名】
甘党朧
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
誰かの落し物だ。
クッキーが落ちていた…
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雨ノ堕天使。(プロフ) - 遅くなり申し訳ありません。更新完了いたしました。 (2018年6月30日 16時) (レス) id: a314f6f16a (このIDを非表示/違反報告)
雨ノ堕天使。(プロフ) - 更新させていただきます (2018年6月30日 11時) (レス) id: a314f6f16a (このIDを非表示/違反報告)
つゆゆ@がんばる(プロフ) - こちらにも失礼します!もしパスワードが分からず更新できない人は、私のところまでメッセージ等で連絡を下さい。 いつでもお待ちしてます! (2018年6月30日 11時) (レス) id: 3916aeefc5 (このIDを非表示/違反報告)
つゆゆ@がんばる(プロフ) - 更新完了しました! (2018年6月27日 0時) (レス) id: 3916aeefc5 (このIDを非表示/違反報告)
つゆゆ@がんばる(プロフ) - 更新します!! (2018年6月27日 0時) (レス) id: 3916aeefc5 (このIDを非表示/違反報告)
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