【1話】 ページ4
「Class Aの日常」
＊
「出欠とるぞ〜、まあ数えるまでもないが…」
よく生徒や教師から致命的に愛想がないと言われるこの教師は、名を花館 学という。彼はメガネをキラリと光らせて、最初の生徒の名前を読んだ。
「天使 神夜」
「はい…」
眠そうに返事したのは天使 神夜。天使と書いて“あまつか”と読む一風変わった名字の少女だ。
「せんせ…、寝不足なので保健室行きたいです…」
「却下だ。真面目に授業を受けなさい。
次、彼空 神威」
「…はい」
こちらの彼空神威という少年も眠そうに窓の外を眺めている。このクラス委員長のような存在である船町零奈はたまらず声をかけた。
「2人ともちゃんと前向こうね？」
「はいはい」
「次、瀬戸川 葉乃」
「はい！元気です！！」
「体調は聞いていないと、いつも言っているだろう」
元気に返事したのは瀬戸川 葉乃。このクラスでは割とムードメーカーと呼べる存在だろう。
教師の性格もあり、Class Aの朝はだいたいこうして淡々と始まる。
「次、船町 零奈」
「………。はっ……。はい！」
零奈は普段はしっかりしているのに、ここか？というタイミングで気をぬくのがたまにキズ。
「最後。ルギア・サング」
「はいよ」
片手をひょいと挙げ、クールな返事をしたのはルギア・サング。花館は全員を見渡しいつも通りの言葉を放った。
「今日も全員そろっているな？くれぐれもケガだけはしないように。以上だ」
【更新日】
2月19日
【作者名】
つゆゆ
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
誰かの落し物だ。
クッキーが落ちていた…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 7人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
雨ノ堕天使｡(プロフ) - 遅くなり申し訳ありません。更新完了いたしました。 (2018年6月30日 16時) (
レス) id: a314f6f16a (このIDを非表示/違反報告)
雨ノ堕天使｡(プロフ) - 更新させていただきます (2018年6月30日 11時) (レス) id: a314f6f16a (このIDを非表示/違反報告)
つゆゆ@がんばる(プロフ) - こちらにも失礼します！もしパスワードが分からず更新できない人は、私のところまでメッセージ等で連絡を下さい。 いつでもお待ちしてます！ (2018年6月30日 11時) (レス) id: 3916aeefc5 (このIDを非表示/違反報告)
つゆゆ@がんばる(プロフ) - 更新完了しました！ (2018年6月27日 0時) (レス) id: 3916aeefc5 (このIDを非表示/違反報告)
つゆゆ@がんばる(プロフ) - 更新します！！ (2018年6月27日 0時) (レス) id: 3916aeefc5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
