【あんスタ！！】Sternenlicht【天城燐音】

Gesehen ページ11

Aside



「椎名ちゃん、、、？椎名ちゃんって『星の重なり』に出てくる子か？」









「ええそうよ！あなたも椎名ちゃんを知ってるの？私椎名ちゃんが大好きで、ずっと憧れてたの！！」









「ていうか、ますます意味わかんなくなってきたんだけど、結局椎名ちゃんみたいになるってどういうことだよ！」









「それは、椎名ちゃんみたいに外に自由に出て、遊んで、自分の人生を生きるってことよ！だから、、、そうね、まずは私を外に連れ出して！」









「、、、それ別にお姫様とは言わねえと思うけどなぁ。まあなんでもやるって言っちまったし、俺っちは約束は絶対守る人間だからな。しゃーねえ、連れ出してやるよ。」









「本当に？夢みたい！なんて素敵な日なの！！」









「大袈裟だなあ、外に行って遊ぶだけだろうが、、、」









「それでも夢だったのよ！！生きる希望だったんだから！」









そんな話をしていたから油断していた。









それに、忘れていた。









私が何故今まで外に出れなかったのか、夢は夢で終わっていたのか。









「A〜！心なしか喋り声が聞こえますけど大丈夫ですか？では自分今からそちらへ行きたいので髪の毛を下ろしてください！」

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