【銀魂】沖田にフラれる方法

Mission -２〔１〕 ページ6

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＿＿＿食堂



続々と隊士達が朝食を済ませ
席を立ったテーブルを拭く

ひたすらに拭く、拭く、拭く



狙いを定めながら


第一弾作戦が失敗に終わった私は
新たな作戦を練り、そして今に至る


そう、新たな作戦、それは



沖田の好きな食べ物横取り作戦！


これまた事前調査によると

彼はどうやら好きな食べ物は
残しておいて最後に食べるらしい


楽しみにしてた食べ物を横取りされたら
私なら怒涛の如くキレて縁を切るね


これだ


『今度こそ、覚悟していろよ沖田』

沖「フッ」

『ひっ』ビクッ

沖「お？」



急に背後から耳に吹きかけられた息
それに不可抗力で反応して直後

振り返るとそこには


ニヤリ黒い笑みを浮かべる沖田



『なっ、なっ、なにすん＿＿』

沖「フッ」

『っ、だあ！もう！やめて！』



こいつ、性懲りも無くまた！


沖「へぇ」


その見下ろす感じ、実に腹立たしい



沖「弱点、見っけ」

『え』

沖「〜〜〜♪」

『ちょ、ねえ、』



得意げに言うだけ言って鼻歌交じり
朝食を取りに行った腹立たしい男


なんか、遊ばれた気が..........




...........本当腹立つ！



見とけよ！


絶対に嫌われてやるからな！


このまま奴におもちゃ扱い
周りからは奴の彼女扱い、

たまったもんじゃない


早いとこ嫌われて平和に働くんだ



『打倒沖田！！』

土「まだやってんのかお前」

『あ、土方さん、先程は失敗に終わりましたっ』



この助言をして下さった土方ボスに
ビシッ！と一つ敬礼をかますと


土「あ、そう、まあ、頑張れよ」


と、苦笑いながらに頭を撫でられた


『わあ、優しい笑顔ならキュンとするのに』

土「あ”ァ？」

『いでででごめんなさいごめんなさい！』



そのまま頭を鷲掴みである、痛い


沖「おいA」

『ふぁ？』



低い声で名を呼ばれ振り向くと



早くも朝食を貪る沖田に睨まれている模様


今さっきまでの鼻歌交じりどこいった




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