幼馴染の脱出方法 (ページ1)

今日:1 hit、昨日:2 hit、合計:1,751 hit

プロローグページ1

あれは私が6歳の時。

「隣に引っ越してきた、月待と申します、よろしくお願いします。」

両親の仕事上、転勤と引越しが多かった。
そして私は口下手だったから友達も多くなかった。

今回も、私はまた孤立するんだろう、そう、思っていると

「お！！俺、いさらまお！！君はなんて名前？？ほら、りっちゃんも挨拶しろよ！！」

突然、小さな同い年くらいの男の子2人が話しかけてくれたんだ。

「まーくんが言うなら……。俺、さくまりつ。よろしく。」

自分以上にしっかりしている子がいたからすごく記憶に残ってる。

そこから私たちは片時も離れずに過ごしたよね。

引っ込み思案だった私がこんなに明るくなれたのも君たちのおかげ。

大きくなったら何になるんだろうね、とかりっちゃんはAと結婚するーとか、今となっては笑えちゃうけど。

大人になるにつれて一緒にいる時間は減っちゃったけど可愛い可愛い幼馴染のことは一時も忘れなかったよ。

だから、

幼馴染を卒業させてくださいっ！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！