山田二郎 ページ8
時刻は夜10時。こんな時間まで彼は何をしているんだろう。
一人、彼を待ちながら、そんな想いに更けていた。
私の彼氏は山田二郎。最近、こんなことは滅多になかったのに…。心の中が妙にざわついた。
─どうか危ない目に合っていませんように。
そう願ったときだった。
「ただいまー」
いつものような彼の声が聞こえた。良かった。安心していたとき──
帰ってきたのは傷たらけの二郎。腕は青アザ、口元は切れていて、見ていて痛々しい。
『…なんでっ…』
自然と涙が溢れる。
彼は確かに不良だ。だが、誰にでも優しい二郎が、何故、ここまで傷つかなければならないのか。私には到底、理解できなかった。
涙を流す私を見て、困惑する二郎。そりゃ、急に泣かれたら対応に困るに決まってる。
「A…ごめん、ヘマしちゃった…大丈夫だからさ!」
『大丈夫じゃなさそうだから泣いてるんだよ!…なんで分からないの⁉』
しまった。感情的になってしまった。
…最悪だ。申し訳なく思い、ゆっくりと二郎の方を見ると、二郎は驚いていた。
「…Aがこんな風に思っててくれたなんてな、ごめん、俺が悪かった。」
「俺、てっきりAは俺に無関心なんじゃないか…って思ってて…。」
『そんなわけない!私、二郎のこと、誰よりも好きだよ‼』
と言うと、一気に茹でダコのように頬を紅潮させる二郎。
私の肩に頭をそっ、とのせると、安心したようにクスリ、と笑った。
──バーカ、俺も誰よりも大好きだよ。
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月華姫(プロフ) - 彼シャツ(上着)憧れますね〜(´∀`*)リク受付ありがとうございますm(__)mいつも応援しています(`・ω・´)bではまたっ♪ (2019年11月3日 11時) (レス) id: 8c63610ac2 (このIDを非表示/違反報告)
青の兎(プロフ) - 月華姫さん» 私も彼シャツなるものやってみたいです笑笑 リクエストありがとうございます!頑張らせていただきます! (2019年11月3日 10時) (レス) id: c4e6688834 (このIDを非表示/違反報告)
月華姫(プロフ) - →そのハート型のお菓子を『お疲れ様・愛のおすそ分け』の意味で彼に、はいアーンしてみたら?】以上!此処まで長文でスミマセン(^_^;)宜しくお願い致しますm(__)mではまたっ♪ (2019年11月2日 18時) (レス) id: 8c63610ac2 (このIDを非表示/違反報告)
月華姫(プロフ) - →此れからも青の兎様のペースで頑張ってください(`・ω・´)bまた新ネタリク宜しいでしょうか?完成は気長にお待ちしています♪お相手左馬刻で【夢主がお菓子食べてたら、その中にシークレットなハート型が出て来て、 (2019年11月2日 18時) (レス) id: 8c63610ac2 (このIDを非表示/違反報告)
月華姫(プロフ) - お久しぶりです青の兎様♪最近、ヒプマイが自分の命の糖になりつつある月華姫です!←一郎リク夢ありがとうございましたm(__)m一郎の上着、着てみたいですね〜(´∀`*)前にコスプレ専門店で売ってるの見ましたが買うか迷いました(^_^;) (2019年11月2日 18時) (レス) id: 8c63610ac2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:青の兎 | 作成日時:2019年3月30日 16時