頭4 ページ25
山田「龍太郎、お前は昔から、Aのことがたいそう好きだったな。何にしても、まずはAのことを考えていた。そんなお前は、A以外のやつを目の前にすると豹変する。全く、困ったやつだったよ。しかし、お前のその優しい心は、Aを幸せにしたと思う。結果は残念だが、お前の残したもののいくつかは、きっとお前の大好きなAを幸せにするだろう。よく頑張ってきたな。お疲れ様」
土井「龍太郎......お前が生きていたら、一段落した後お前を殴ろうと思っていた。グーでな。でも、それもできないみたいだな.........Aのことは任せてくれ。私達が全力をかけて守ってみせる。だから、安心して眠ってくれ。今まで本当によく頑張ったな。偉かったぞ」
A「小平太はいいの?」
小平太は龍太郎の首元に触れながら龍太郎をじっと見つめる
小平太「龍太郎は私にとって親友も同然だったよ......お前がどんな姿になっても、私はお前を見つけ出してやるからな。どこに行っても...そしたらまた、皆で語り合おう。しばらくの別れに過ぎん。達者でな...龍太郎」
A(本来、私が龍太郎と同行しなければ龍太郎は幼少期に死んでいて、忍術学園の人たちとも交流を持たなかった。私が介入したせいで、龍太郎を惜しむ人たちが......でも、それで良かったんだ。)
天野「あのぉ〜、しんみりしてるとこ悪いんだけどぉ...そろそろ埋葬してあげたらどうかな?」
A「そうですね。私が運びますよ」
小平太「いや、お体をいたわってください。私が運びます」
伊作「いや、小平太は怪我してるんだから、僕が」
長次「伊作だってけが人の手当で疲れているはずだ」
文次郎「おいおい、俺だって運びたいぞ?きっと、この場にいる人達全員がそう思ってる」
A「じゃあ、じゃんけんね!」
ー結果ー
小平太に決定
小平太は龍太郎を抱えて下へと降りていった
皆も次々と外へ出ていくのをAは見守り、最後に出た
と思った
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作者名:いなせ | 作成日時:2024年2月29日 18時