不良達は鬼狩りの世界へ【東リベ×鬼滅の刃】【合作】

# 後悔は ページ42

満side


Aさんは私があの時、覚悟したのを分かってた



でもね、Aさん。私はあの時、例え亡くなったとしても後悔はしてなと思う



それに、私一人居なくなった所で、会って間もない私を気にする事なんてないと思ったから



あ。でも、大寿くんには悪いことしちゃうかもしれへんかったな…



……貴女は優しすぎる。此処では、時に冷酷やないと生き残れへん。その点、私は冷たすぎるよなぁ…



でも、勘違いでも、貴女が、Aさんが心配してくれて嬉しいと思うのは、今まで私が危険の中に突っ込んでても誰も気に留めへんかったからなんやろうな



満｢すぅ……Aさん！！私、後悔はしてへんで！！でも、これからはちゃんと考える！！だから、次は無傷で！！生きて！貴女に会うから！！待っといてや！！｣



もう、姿の見えなくなった階段の方に向かって叫ぶ。バサッと自身の鎹鴉が飛び大寿くんの方へ行く



聞こえてへんかもしれへん。けど、それでもええ



だって、次に生きて会って沢山話せばええから。次はちゃんと自分の意見も言えるようにせえへんとなぁ



そうや！今度会った時は好物とか聞こう！それに、趣味はなんやろ？……あぁ、次に会うのが楽しみだ



大寿｢早く行くぞ｣


満｢あ、うん！｣



少し時間をかけて、師範の待つ家に帰る



帰った瞬間に扉が開き、その中から一瞬焦った顔をしていた師範が私達の姿を見た瞬間にホッとしたのか



私達に抱きついて、暫く動かなかった。それで、ご飯が遅れたんよね…お腹減ったぁ



そして、大寿くんが師範に私が自身を犠牲にしようとした事を話され、三時間ぐらい説教された



その後に鎹鴉のお世話の方法を聞いてそれぞれ、名前を付けた



大寿くんの鎹鴉は、フユ



私の鎹鴉は、寿(ことぶき)となった



後は刀と隊服が届くまで待つか〜

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担当は白でした〜！次、倉さんお願いします！

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