36話 ページ38
ベルside
姫が走ってから30分
早く姫に会いたい
少し離れただけで
こんなに思っている
俺、どうしたんだろう？
そんな時無線機からザザッっと音が聞こえた
レ｢こちらレヴィ。Aを発見
4階東の廊下で待機するので移動を求む」
レヴィからの連絡だった
姫が見つかったのはよかったけど
俺が見つけてやれなかったことの
悔しさの方が大きかった
しかもよりによってレヴィに先を越された
あれ？
ふと浮かんだこと、それは…
レヴィ＋姫＝姫が危ない
…それだけは避けなければ！
べ｢姫、今行くから！」
〜数分後〜
べ｢あ、いた！」
ようやくたどり着いた
ほかのみんなには俺が行くと言ってあるので
おそらく食堂にでもいるだろう
べ｢姫ぇぇぇぇぇええええええ！！！」
貴｢え、ベル！？」
やっと姫に会えた
とにかく今は姫の無事を確認したかった
姫の肩を掴んで揺らす
べ｢姫！レヴィに何もされてない！？ねぇ姫！」
急いで来たから大丈夫とは思うけど…
貴｢だ、大丈夫だから！揺らさないで！」
べ｢あ、ごめん…」
少し揺らしすぎたかもしれない
姫の顔が少し青かった
貴｢ふぅ…あ、ごめんね心配掛けたみたいで」
べ｢別にいいし。だって俺…王子だもん」
俺が口癖をいうと姫はどこか嬉しそうな
顔をしていた
レ｢それで、他のものはどこに…」
べ｢黙れムッツリ」
レ｢なぬっ！？」
このKYめ←
いつもどおりレヴィを
罵っていたら
貴｢ベル、そんなこと言っちゃダメ」
べ｢姫？」
姫がそれを止めた
貴｢レヴィいこ、きっとみんな一緒にいるはずだよ」
レ｢あ、あぁ。おそらく食堂だろう
あそこはもうリビング状態だしな」
ちょっと待てよ…
貴｢お、そんじゃ早く連れてってー」
レ｢わかった」
俺はびっくりして動くことも出来なかった
べ｢姫…なんで？」
訳がわからなかった
なぜレヴィを庇うのか
なぜ俺を置いていくのか
なぜ…
なぜ俺がこんなに辛いのか
そして気付いた
俺が辛い理由、俺が姫に早く会いたかった理由
べ｢あぁそっか、俺…」
姫のことが好きなんだ
ーーーーーーーーーーーーーー
いやーベルが恋しちゃいましたね！
そして今回めっちゃ長いです
予定よりいくつか省かせて貰いました
そんでもって
3000hit突破&お気に入り30人突破&評価20突破
ありがとうございます！！！
これからもよろしくお願いします(`・ω・´)
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珠美(プロフ) - はじめまして、すごく面白いです。 (2015年5月15日 21時) (
レス) id: fade1e24b8 (このIDを非表示/違反報告)
X+鮫(プロフ) - いろんな意味でありがとうございます♪テストがあるから更新遅れてて悲いッス(´▽`) (2015年2月18日 23時) (レス) id: 1d3988de43 (このIDを非表示/違反報告)
X+鮫(プロフ) - どーもどーも！X+鮫と申しますZE☆ 私も小説はしてるんですけど、短期間で2000hitは神様ですねぇ〜♪てゆうか夢主ちゃんの技が凄くおもろカッコいいです(`∀´)♭更新頑張ってください♪ (2015年2月18日 0時) (レス) id: 1d3988de43 (このIDを非表示/違反報告)
美夢誓(プロフ) - 初めまして！凄く面白くて、更新楽しみにしてます！曲名なんですけど、一応◯とかつけた方いいですよ！リア友に著作権引っかかった子がいるので（笑） (2015年2月17日 22時) (レス) id: f97eea46ce (このIDを非表示/違反報告)
ヴェクトル(プロフ) - 2000hitおめでとうございます(^^)これからも頑張って下さい！ (2015年2月16日 23時) (レス) id: a9b9e61224 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：セプト | 作成日時：2015年2月8日 3時
