◆Ｓｔｏｒｙ６０◇ ページ20
・
「まず、彼女の母と名乗る者が
『彼奴は三歳の時、傷口が一瞬で治った』
と言っています。
母親の証言なので可能性は高いと思われます。
そして、七年前の壁外調査で彼女の
班は多数の巨人に襲われました。
そして、彼女は残念ながら左脚を失いました。
しかし、今彼女の左脚を見ると、この通り再生しています。
そして、何人かは見たのです。
彼女の脚が再生した所を」
ナイルが証言を言うと、周りがザワザワと騒ぎ出した。
『やはり彼奴は人類の裏切り者だ』とか『反逆者だ』
とか有る事無い事をいい加減に言い出す。
大人のクセに巨人にビクビク怯えて、正直気持ち悪い。
五年前のシガンシナ区に居て巨人を見た人間何て、
此処にいる人間の一握りも居ないだろう。
お前らは何に怯えている？ そこが疑問だ。
ザックレー総統が冷静に『静粛に』と言うと、
周りは一気に静かになった。
「……では、次。調査兵の案を聞かせてくれ。
彼女が五年前の“裏切り者の巨人”じゃないと言う証言を」
ザックレー総統がそう言うと、
エルヴィンがいつもより低い声で『はい』と言った。
エルヴィン。貴方が今絶望的な
私を救ってくれるのだろう？
別に死を恐れている訳では無い。
単に、最期は人を信頼して逝きたいだけだ。
エルヴィン。私は信頼しているよ。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 38人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「進撃の巨人」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ホノボーノ - いい話を作ってくれてありがとうございます。 (2018年4月2日 13時) (
レス) id: d691122adb (このIDを非表示/違反報告)
霰餅おかゆ(プロフ) - ユウさん» エルヴィンは親しい人には一人称が俺になるんですよ 例えばリヴァイと喋っている時とか(^ ^) (2017年12月7日 23時) (レス) id: a9656f679f (このIDを非表示/違反報告)
ユウ - エルヴィン俺って言ってる笑確か私って言ってました！ (2017年12月2日 19時) (レス) id: bf938c7e1e (このIDを非表示/違反報告)
カナタ - とても感動しました(泣)お時間がありましたらまた感動する話お願いします！ (2017年5月15日 17時) (レス) id: fa485ea027 (このIDを非表示/違反報告)
調査兵団幹部チーム愛し隊 - ヤヴァイです………感動しました。私涙腺めっちゃ脆いので涙ﾎﾞﾛﾎﾞﾛです……。°; д ;°)°。エルヴィンﾝﾝﾝﾝﾝﾝﾝ!!!(涙 (2016年9月16日 22時) (レス) id: 6c57361f2a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：霰粥 | 作者ホームページ：http://ulog.u.nosv.org/user/okayu0013
作成日時：2015年5月19日 20時
