∞の愛され鈍感少女 (ページ34)

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うー……んん！？

ぜんっぜんなにも起こらんのやけど…

ホンマどこ、ここ！？

とぼとぼ歩き寄ったら

ちょっと先に人影が

あ！人おったー！！

助かったあぁ

～他のみんな～

村「あ、出口や」

安「ということは…Aも出たってこと？」

渋「おっ！！出てきたで！！」

丸「ただいまぁー！！」

横「めっちゃ笑顔やん笑」

大「意外と早かったなぁ」

錦「あれ…Aは？」

村「え？先に出てきとらんの！？」

渋「どういうことや？」

～かくかくしかじか説明中～

横「はあぁ～！！？おま、それ、アカンやん！！」

渋「なに女の子一人にしてんねん」

安「ホンマすいません…」

大「それ危険なんちゃう？」

錦「さっきお前ら待っとるときに聞いたんやけどな」

錦「ここ…ホンマに出るらしいで」

村「えぇっ！？」

丸「ホンマですかっ！！？」

安「ぼ、僕…っ！探してきます！！」

ダダッ

横「あ、おいっ！！」

渋「アイツ…怖いもんムリやのに」

村「さっきもずっとビビっとったしな」

～A～

前の人影に近づく

貴「すいません、出口…わかります？」

その人は青白くって不気味やったけど

綺麗な顔立ちの男の子やった

少年「……おいで」

ニコッと微笑んだ男の子は歩き出した

貴「あ、待って！！」

私は後をついて行った