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清「よっ！」
シュｯ
スパｯ
清「おりゃっ」
ダンｯ
清田がバスケする姿をあいはベンチに座りながら黙って見つめる。
前に清田が子供たちとバスケをしていたあのコートに今は2人だけ
清「少し落ち着いたか？」
隣に腰掛けるとあいはコクンと頷く
傷付いている痛々しい姿を見て今すぐにでも抱きしめたい衝動に駆られるが伸ばした手を引いて拳をグッと握る
清「あいは笑ってた方がぜーってぇかわいい！！俺は･･いくらでも涙ぬぐってやれるけど、涙止めれんのは仙道だけなんだよなー」
『・・ノブ』
清「言いたいこと我慢すんなよ。嫌なら嫌って言えよ、ぶん殴ってやりゃーいいんだよ」
『うん･･殴りはしないけどね』
あいに少し笑みが溢れる
仙「あい！！」
仙道と奈々美、越野がコートに入って来るのが見えた
『え、仙道先輩･･奈々美先輩に越野先輩まで・・なんでここが？』
清「俺がさっき牧さん伝いに連絡しといた」
清田があいの背中を押す
大丈夫だとあいにだけ聞こえるくらいの小さい声で呟く。
仙道と向き合うように立つがわずかに肩が震える
奈「あいちゃん･･ごめんね！私が･･」
越「奈々美！まずは仙道から言わせようぜ」
あいの目をまっすぐ見て話を始める仙道
仙「越野と用があるって言った日･･越野じゃなくて奈々美と一緒にいた。変な心配かけたくなくて･･嘘ついた。ごめん」
仙「奈々美の親中学の時親父の暴力が原因で離婚してて、今母親と住んでるんだけど、最近親父が家の周りうろついてるって聞いて･･
普段は越野が送ってるんだけど、越野が都合つかない時は俺が送ってたんだ」
『･･そうだったんですね』
あの時見たのは家まで送り届ける時だったんだ
仙「あいにちゃんと説明するべきだった。本当悪かった」
『･･』
仙道先輩は優しい
奈々美先輩のこと大事に思ってるから
そんな奈々美先輩のこと放っておけるわけない
邪魔になってるのはわたしだ
仙「あいのこと守れなくてごめん。何があったのか話聞かせてくれる？」
私の大好きな大きな手が頭にポンと触れる
チラッとノブを見ると「言え言え」と口をパクパクさせていた。
深呼吸してあの日の出来事をゆっくり話し始める
心細かったと
怖かったと
そばにいて欲しかったと
ポツリポツリ話すあいを仙道は黙って見つめていた。
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あひる(プロフ) - ハリネズミさん» 楽しみにしてくれてありがとうございます！！更新遅くてすみません！今日あたりとんとんとーんと更新したいと思います❤️ (2023年5月5日 13時) (
レス) id: 071b439a8d (このIDを非表示/違反報告)
あひる(プロフ) - シルビア☆姉貴さん» ふふ･･ふはははは🤪おかしくな理ながらも、コメント嬉しみです笑う (2023年5月5日 13時) (レス) id: 071b439a8d (このIDを非表示/違反報告)
ハリネズミ - ゴールデンウィークの中、投稿していただきありがとうございます！！続きも楽しみにしてます！！！ (2023年5月4日 22時) (レス) id: 29d98b8f43 (このIDを非表示/違反報告)
シルビア☆姉貴 - あひるさん» ヒヒ…ヒヒヒ…😏😏😏😏🤭🤭🤭🤭⬅️鼻血で…おかしくなってる…😜😜😝😝(笑) (2023年4月29日 14時) (レス) id: e86143b1ee (このIDを非表示/違反報告)
あひる(プロフ) - シルビア☆姉貴さん» ティッシューー！！！！！！詰めて詰めて！！ww (2023年4月29日 9時) (レス) id: 071b439a8d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あひる | 作成日時：2023年3月20日 22時
