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*4-5 ページ26

いつも夜道は危ないと、仙道先輩が気を使って一緒に帰ってくれてるけど


まさか今日も一緒に帰れると思ってなくて
・・ちょっと浮かれてる



いつもながら駅まであっという間に着いちゃう。。
今日は特に名残惜しいなぁなんて思ってたら



仙「なんか海の方でイベントやってるみたいだけど行くか?」


『・・え?!行きたいです‼︎』


仙「んじゃ行こうか」


まさかの誘いに、ニヤけそうになる顔をくっと戻す。







ー海の街マルシェー


そう看板に描いてありアクセサリーとか雑貨とか色々な出店がたくさん並んでた



『うわー‼︎すごいっ賑やかですね‼︎』


仙「迷子にならないようにな」


『どこからでも仙道先輩見つけられるので大丈夫です』


仙「それは安心だw」




仙道先輩と一緒にぐる〜っと見て回ってると
可愛いアクセサリーショップがあった。




ビーズと天然石を使ったブレスレット・・かわいい




店員「それ、ワイヤーに釣り糸使ってるんだよ。着けてたら好きな人の気持ちも釣っちゃうかもよ〜」


とんがり帽子をかぶって柄シャツが良く似合う店員さんが陽気に声をかけてきた。




仙「釣り糸?へぇ〜」


反応してる・・さすが釣り好き


店員「彼氏さんかっこいいね‼︎彼女も可愛いから割引きしちゃう‼︎」


『え!いや、まだ買うとは・・』


というかサラッと彼氏彼女って言った?!
他の人からはそう見えてるのかな?と少し嬉しくなった





仙「あいが見てたのこのピンクの石のやつ?」


『あ、そうです。んーどうしようかな』


私が悩んでいると


仙「店員さんこれちょーだい」


『え!仙道先輩だめですよ!』




いーからいーからとパパッと支払いを済ませた
アクセサリーを受け取り私に着けてくれるというのだ



仙「ほら、腕だして」



嬉しいやら申し訳ないやら気持ちが忙しい;
袖を捲って仙道先輩に向かって手を伸ばした。



仙「あい腕細いなーキツくない?」



『大丈夫です』


仙道先輩に着けてもらったアクセサリーをジッと眺めた

太陽にかざすと反射して石がキラキラしててかわいい



『先輩・・ありがとうございます。大事にしますね』


仙「どういたしまして」




私は終始浮かれっぱなし

それからしばらくブラっと見て周り駅に向かった。

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シルビア★姉貴 - あひるさん» …🤔🤔うーん…やっぱり…もったいない… (8時間前) (レス) id: 71ed2dd613 (このIDを非表示/違反報告)
あひる(プロフ) - いざよいさん» えっえっえ🥹ありがとうございます!そのコメントに口角上がりっぱなしっす!!! (12月30日 23時) (レス) id: 1a0521cb7f (このIDを非表示/違反報告)
いざよい(プロフ) - こ、口角が!!やばい!!!下がんねぇ!!!!!最高です。 (12月30日 10時) (レス) @page26 id: 86aa8e19a7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あひる | 作成日時:2022年12月6日 23時

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