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story138 ページ38
潤は、その日から少しずつ元気になってきて、また前みたいに笑うようになった。
時々辛そうにしてることもあったけど、俺らが笑わせると、無理しないで笑ってくれてたから、俺らは安心した。
そして俺たちが卒業してから、潤とニノも卒業して、大学生になったんだけど、その直後に事故は起きたんだ。
あれは本当に、不慮の事故だった。
大雨の日、潤のお母さんが体調崩したらしくて、二人で病院に行くことにしたんだって。
でも、その時ちょうど家の車を修理に出していたから、普段なら使わないタクシーを呼んで、それに乗って向かうことにした。
大きな交差点に差し掛かって、青だったから、真っ直ぐに走っていたタクシーに、トラックがぶつかってきたんだ。
完全な信号無視だった。
トラックの運転手は視界不良で、信号が赤に変わったのが見辛かったって言ってたけど、実際の所はわからない。
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ゆかり - いい小説ですね続きをお願いします (2017年9月14日 17時) (
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作者名：潤クル
| 作者ホームページ：http://ip.tosp.co.jp/i.asp?I=20000726
作成日時：2017年9月14日 10時
