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story101 ページ1
「んっ…ぁ……しょっ…く…んんっ」
潤が、必死に体を捩って離れようとするのを、俺はしっかりと抱きしめて離さなかった。
「しょ……くっ…ん！！！」
どん。
両手で胸を押され、俺は離れた。
「…っはぁ……なに、すんの…」
「して欲しかったんだろ？キス」
「…っ」
潤は、泣きながら、唇を擦っていた。
「…嫌なのかよ」
「…こんなキス、嫌だ」
「じゃあなんならいいんだよ」
「翔くんがいい」
「意味わかんねぇ」
「今の翔くんはおかしいよ！」
「なんにも知らねぇくせに口出しすんじゃねぇよ！」
「…」
しばらくの沈黙のあと、潤が口を開いた。
「知らないよ…なんで翔くんがそんなになっちゃったのかも、どうして俺のことこんなふうにするのかも」
「…」
「だけどそれでも、好きなんだもん…嫌いになれないんだもん」
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ゆかり - いい小説ですね続きをお願いします (2017年9月14日 17時) (
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作者名：潤クル
| 作者ホームページ：http://ip.tosp.co.jp/i.asp?I=20000726
作成日時：2017年9月14日 10時
