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Story11 ページ12
ーJsideー
「淳太くん、淳太くん！」
その日の昼過ぎ。
ご飯を食べ終えて、午後のぶんを頑張ろかな、ってしてた時に照史に呼ばれた。
「ん？何？」
「確か淳太くんが担当しとったよな？あの来月の駅前のイベント計画書…」
「ああ、そやで、俺が担当やった」
「なんか、変更されるらしいねん！」
「は？」
「急なんやけど、今月末までに変更案を完成させて、持ってきてほしいって」
ちょ、待てや…！
あれむっちゃ時間かけたんに！
慌てて部長のとこ行ったら、それはほんまらしくて。
頭下げてお願いされてもうたら、断れへんかった。
「嘘やろ…」
肩を落としながらディスクに戻る。
「どやった？」
「やっぱりやり直しやって」
「ほんまかいな…俺にできることあったら何でもするから言うてな？」
「ふふ、おん。おおきにな、照史」
心配そうにつげる照史に微笑み返しつつ、俺は小さくため息をついた。
これは、もう、最悪睡眠時間削るしかないか…。
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作者名：じゅんくる
| 作者ホームページ：http://ip.tosp.co.jp/i.asp?I=20000726
作成日時：2020年4月17日 15時
