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大「おかえり」

昂「誰だった??」




さっき北人が聞いたように、今度は昂秀が勇征に聞いた。




勇「杏奈ちゃんだったよ」

慎「杏奈ちゃんかぁ〜・・・」





聞いた昂秀は黙って深い息を吐き
相手がAじゃないと分かって安心した慎は肩の力を抜いた。
















▷3人目の女子




ドームの中で待つのは、晴美・・・。






Ami「ここで晴美ちゃん!」
飯「しかもこっちパターンね」







晴美が指名した事をスタッフが、男子たちにLINEで知らせる。





北「・・・・・・」

大「きた・・・」

昂「開けらんない・・・」

慎「大丈夫だよ」





スマホを触れないでいる昂秀と対照的に
LINEを見て、大樹の喉がゴクッと音を鳴らす。







そしてドームが開き、晴美は呼び出した男子を見つめる。







晴「こんばんは」






晴美の目に映るのは・・・目を赤く染めた昂秀。






横「はぁっ!!昂秀!」
Ami「昂秀だ!」
松「泣きそうやん」
飯「私まで泣きそう・・・」






晴「・・・大丈夫?」

昂「すいませんっ、」

晴「話していい?」

昂「はい・・・っ」





涙を我慢する昂秀は伏せていた目を晴美に合わせた。





晴「アミダでペアになった時初めてちゃんと話して気を遣わなくて楽しかった。もっと話したいって思ったけど、なかなか自分からいけなくて・・・いつでも待ってばっかりで・・・」

昂「そんな事・・・、」

晴「私の中で年の差が引っかかっていて自分からいけないっていう気持ちもあったの。・・・そんな時に昂秀が買い出しに行こうって誘ってくれたの覚えてる?」

昂「覚えてるよ」

晴「あの時、昂秀は私に欲しい言葉を言ってくれて・・・すごくすごく救われた。だからオオカミだって疑われちゃうかもしれないけど・・・私は昂秀のことを信じたいし、私の事も昂秀だけには信じてほしいです。」

昂「うんっ、うん・・・信じる」

晴「・・・ふふっ。ありがとうね」

昂「俺が晴美ちゃんのことを守るので離れないでください」

晴「離れたくない」

昂「・・・好きです」

晴「私も!」





晴美は鼻をすすり、頬は涙で濡れていた。

そして昂秀はゆっくりと晴美に近づいてお互いの距離を埋めるようにぎゅっと抱きしめた。

それに応えるように晴美は昂秀の背中に手を回し
更に昂秀は晴美の頭をグッと引き寄せる。







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優稀(プロフ) - あーさん» なかなか更新できなくてすいません(´TωT`) (2020年11月28日 23時) (レス) id: 82ef96b9bc (このIDを非表示/違反報告)
あー - 更新されてた! (2020年11月25日 2時) (レス) id: 10d92ed446 (このIDを非表示/違反報告)
優稀(プロフ) - あーさん» ありがとうございます(^-^)いっぱい読んでもらえように更新頑張ります! (2020年11月17日 23時) (レス) id: 82ef96b9bc (このIDを非表示/違反報告)
あー - まとめて読みました!続きが楽しみです(´∇`) (2020年11月15日 0時) (レス) id: 10d92ed446 (このIDを非表示/違反報告)
優稀(プロフ) - makoさん» ありがとうございます(*´∇`*)頑張ります★ (2020年11月12日 23時) (レス) id: 82ef96b9bc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:優稀 | 作成日時:2020年10月8日 21時

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