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あれからほぼ毎日と言っていいほどやつは来た。
ちなみにカトクは交換してお互いに軽く挨拶程度の会話をしただけで終わってる。
さっきほぼ毎日うちの部署に来るとは言ったけど、毎日顔を出すからといって私と付き合ってるアピールをしにくるわけではない。
じゃあ何をしに来てるのかというと…
「ねえ、俺もいるのにジェノの分の珈琲しか作ってないわけ？」
私をイビりに来ている。
『あ、ジェミンさんの分の珈琲は別の子が担当しておりますので少々お待ち頂けますか』
「今日も別の子？いつになったらAちゃんが作ってくれるのかな〜」
『わ、わたしのような下っ端がジェミンさんのような上の方に珈琲を淹れるわけにはいきませんので！』
「ああ、つまりジェノ以外の男に淹れる珈琲は無いから帰れってことね」
『えっ、あ、いや、そんなことは、』
まって何で今こいつ私が思ったこと分かったんだよエスパーかよ。
ジェノさんの膝の上に勝ち誇ったようなドヤ顔を浮かべて座ってるのがまた腹立つ。
はんっ、なんて鼻ならして「やーだねこの子。ジェノヤどう思う？」とかなんとか言い出すもんだからおもわず左ストレートかますとこだったけど我慢我慢。
「からかうのもいい加減にしてやれよジェミナ。
Aちゃんが困ってるだろ」
『…えっ、ジェノさん、！』
「おいジェノお前もう少し身の危険ってもんを感じた方がいいぞ」
ジェノさんのたった一言で心臓発作起こしそう。
Aさんが困ってるだろとか反則じゃないですか！？私のこと庇ってくれるそのサービス精神ありがたく受け取らせて頂きました。
にしてもまじでナジェミンこの野郎。
そろそろ我慢の限界なもんで一度しっかり話しをするべきかな？もうお偉いさんとか言ってらんねー、こいつは私の人生の目標を達成するにあたって倒しておかねばならぬ存在だ。
『どうぞジェノさん。珈琲です』
「いつもありがとうね、Aちゃん」
うっほ幸せ
幸せすぎてナジェミンへの殺意今だけ薄れたわ。
わたしは毎日この瞬間を目に、耳に！焼き付ける為だけに必死に珈琲を淹れてるんだから！！！
さあジェノさん、私の嫁に来る準備は「Aちゃん話あるからちょっと外でよう」
『…』
…許さん。
ことごとく人の小さな幸せを握り潰してくれるなナジェミン。
お前だけは許さんぞ。
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Botamochi(プロフ) - hkrさん» hkrさん、嬉しいコメントありがとうございます！数年ぶりの更新で緊張してたので応援コメントありがたいです！亀更新ですが頑張ります！宜しくお願いします！ (2023年3月1日 11時) (
レス) id: 0b476b15a5 (このIDを非表示/違反報告)
hkr(プロフ) - ボタモチ様のお話一通り読ませて頂きました…天才でしょうか？どのお話もおもしろすぎます、、、！！ 特にジェミンのお話が大好きです！！更新頑張ってください！応援してます♡ (2023年2月23日 23時) (レス) @page9 id: fcc5d5eeb6 (このIDを非表示/違反報告)
Botamochi(プロフ) - なな。さん» 結構色んなジャンルに挑戦してますので困惑することが多いと思いますが、お付き合いしてくださると嬉しいです！！！応援ありがとうございます！更新頑張りますね！！ (2020年5月7日 0時) (レス) id: d40f8daede (このIDを非表示/違反報告)
なな。 - なんか、この作品はギャグ線お強めですね(?)でも、この作品もキャラが濃くて面白いです笑更新頑張ってくださいねっっ！ (2020年5月6日 1時) (レス) id: d86df0fa7f (このIDを非表示/違反報告)
Botamochi(プロフ) - ウィンウィン大好きさん» ありがとうございます！！毎週水曜日に更新させて頂きますので、是非ともよろしくお願いします！ (2020年5月6日 0時) (レス) id: d40f8daede (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぼたもち | 作成日時：2020年4月27日 19時
