タ「329話目だ!」 ページ17
「ダメだな。クオリティが低い」
四宮先輩は、私の料理を完璧に認めてはくれなかった。
「……」
「このままだったら…な」
どういう事だろう。
「将来お前が持つチンケな店になら置いても構わないかもしれないが…四宮小次郎の店で出すには少々お粗末って事だ」
「たが…まぁ」
四宮先輩は続けて言った。
「俺だったらこうするってのを叩き込む事は出来るが………どうする?」
……え?
え
ええええ!!!?
ほ、本当に!!?
なら、私の答えは一つ。
「お願いしやすッ!!」
──
Aは四宮と2人きりで料理の特訓を受けていた。
「これはこのタイミングで──」
「成程です」
「この時は──」
「……ん?て言う事はここはつまり──」
────
──
─
あっという間に時は流れていく。
2人は少し、休憩をとることにした。
すると四宮は、どこか躊躇うように口を開いた。
「……なぁ、幸平」
「何ですか?」
四宮は、Aをじっと見つめた。
Aは、何事かと首を傾げている。
「真剣に聞いてくれ」
そう言って四宮はそっとAの小さな両手をとり、自分の両手で優しく包み込んだ。
「……?」
─期待しているから?
……いや、違う。
俺が直々に料理の指導をしようとするなんて、きっとコイツだからだ。
─純粋で真っ直ぐな所も、笑顔の中に時より見せる真剣な表情も、料理に一生懸命な姿も……俺は、気が付かない間に───
「俺が、お前の事を好きだと言ったら、笑うか?」
「……え?」
その眼差しはどこか儚げにAを捉える。
何時もとは違う四宮に、彼女は目を逸らす事が出来なくなった。
──
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大二重@受験生(プロフ) - 雪姫さん» なるほど……いいですね!それも美味しいです(*´q`) ヤンデレはギャップ萌えですね!!(( (2017年5月31日 21時) (レス) id: 03a3ee1556 (このIDを非表示/違反報告)
雪姫(プロフ) - ヤンデレ美味しいです。私的には、普段なら見守るタイプの人がタガが外れてヤンデレるのが好きですww (2017年5月31日 21時) (レス) id: 9584fec5a2 (このIDを非表示/違反報告)
大二重@受験生(プロフ) - 雪姫さん» コメント有難うございます!ヽ(;▽;)ノ本当ですか!!雪姫さん同胞です(( ヤンデレ美味しいですよね!w (2017年5月31日 21時) (レス) id: 03a3ee1556 (このIDを非表示/違反報告)
雪姫(プロフ) - ヤンデレ?大好物ですありがとうございます!!楽しみにしてます! (2017年5月31日 20時) (レス) id: 9584fec5a2 (このIDを非表示/違反報告)
大二重@受験生(プロフ) - Akatsukiさん» コメント有難うございます!! 我慢出来ずに告白させてしまいました!(( さぁ…どうなってしまうのでしょうか……(。-∀-)ニヤリ (2017年5月28日 10時) (レス) id: 03a3ee1556 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:大二重@受験生 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/meernosedona/
作成日時:2017年5月21日 19時