俺はシミズ

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「 はぁ… 」

サ『 おつかれ 』

「 あぁ、うんおつかれ 」



どこからどう見ても疲れた顔で

サグワと会話をする

今の俺らを見た所で、誰も気付いてくれないだろう



スタッフ「 交流入りまーす 」

「 えー、、、あぁ、、 」



つ

か

れ

た




言葉を発せようとしたら疲れたと出てくる

こんな状況で交流かぁ、

明日は丸1日寝たいな


「 ウッ、 」


強烈な吐き気と眠気に襲われる

リスナーの前で吐いちゃったらどうしよう


「 … 」


俯いて考えた結果、青ざめる事しかできなかった

サ『 大丈夫？ 』

サ『 顔色悪くない、？ 』


交流できそうにない

そう伝えようにも、声がでない


サ『 話せないの？大丈夫？あ、あの子と話せるんじゃない？Aちゃん 』

「 なんで、それ 」

サ『 あれ、声でるじゃん 』



なんでだ…

なんで急に声出るんだ(笑)



「 あーーーーーそうだったな、頑張る 」

.
.
.
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.
.
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.
.

その日、彼女が交流で姿を見せることは無かった

「 なんで？ 」

「 なんで来ないんだよ〜wwww 」

「 、、、 」



来て欲しかったなぁ、交流の前に帰ったのかなぁ


サ『 あーーー、来なかったねw 』

「 あぁ、来てないね、あぁ、 」


彼女の為に頑張ったと言っても過言では無いくらい

だったのに


スタッフ「 あ！中にまだ一人いまーす！ 」


俺はもう期待しないぞ

どうせ、期待させといて違うんだろ







「 あ 」








あらら

あらららららら

Aだ

Aが

寝てる！！！！

あらー！！！！！！！



サ『 目がウキウキしてるねぇ？wwwwww 』



俺はその場でスキップをする



サ『 起こす？ 』

「 起こさない 」


やばい、写真撮りたい


「 サグワ写真撮っていいかな 」

サ『 だめだよwwwwwwww 』


話したい！可愛い！起こす！

彼女の肩をポンポンと叩く


『 うぅ〜、、、 』


そう言いながら彼女はハッとして、

俺らの方を見ずに落ち込み始めた


『 あぁ〜、帰っちゃったかな〜、あぁ〜(;_;) 』


思わず苦笑する

何故気付かないのか


「 おはよ、よく眠れた？ 」

『 ？ 』


彼女はキョトンとして俺らを見つめる

良く見ると、手が小刻みに震えている


『 ゆ、ゆうこんさん？ 』


彼女はあくまでも冷静な顔をしている



「 ポーカーフェイスがお得意で、Aちゃん 」


今彼女の頭上には、！？の文字がハッキリと見える


そして彼女は、麻酔を打たれたかののように、

俺らに向かって倒れた






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