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19. ページ19

中原side


華瀬と執務室に向かい乍考えていた。




…お返しとして手伝いをするッて言うから連れて来たが、

…此奴、仕事出来んのか?






…まァ、今は猫の手も借りたい位書類が溜まってるしな…。





俺は執務室を開けた。






『…広いですね。』


華瀬は辺りを見渡していた。




中原「…そうか?


…あ、今日しようと思ッてた分の書類だ。」





…ドンッ‼


全部机に置くと、凄い音がした。



…ヤベェな。量が。





『…うわぁ…凄いですねぇ…


…で、どれから片付けましょうか?』




華瀬は何故か目を輝かせていた。




「…そうだなァ、俺は報告書を書くから、華瀬は此の書類の山を種類別にしてくれ。」



俺は指を指した。



『分かりました。』



華瀬が仕事を始めた。






さァて、俺も取り掛かりますか。









…早く華瀬と雑談出来るように。

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織田作之助


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作者名: | 作成日時:2018年10月14日 20時

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