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第11話 〜太宰side〜 ページ14

うん、その後はみんなが集まったのはいいんだけどね。

Aちゃんがどこにもいないのだよ


与謝野「そういえばAはどこに行ったんだい?」

国木田「Aさんならさっきまでいたはずだが」


うーん。どこに?


(ミャーミャー)


宮沢「あ!猫ちゃんですよ!それも、虎柄の!」

与謝野「賢治、それもしかしたら…」

江戸川「うん、僕の推理ならその子猫みたいなの、Aさんだと思うな」

3人「「「え?」」」


え?まさかね。

あ、まさかだと思うけど模倣し損ねたのかな?


太宰「国木田君どうしようか」

国木田「Aさんの場合だと太宰の能力使えんしな」


そう、私の「人間失格」が使えない唯一の能力者であり、能力であるのだが


『にゃー』

与謝野「よしよし、可愛いじゃないか」

江戸川「うん、このままでもいいかもね!」

宮沢「うわー、ふわふわしてます〜」


なんか、見てると悲しくなってきた……


だって、Aちゃんは私の恋人だよ?

心中したいと言った時も治ならと言ってくれた大切な先輩であり彼女…


国木田「太宰、あれはもう動物化してるから落ち込むな」

太宰「国木田君…」



国木田「ん?なんだ?」

Aちゃん…というより、猫?が国木田君に近寄ると、国木田くんにすり寄った


与謝野「これ、いつ戻るんだい?」

太宰「私にもわからないのだよ」


宮沢「あ!」


宮沢くんの声で国木田君の方をみると、


国木田くんの膝の上に登って落ち着いているAちゃん

というより、遊んでる?


国木田「やめてください!」

『にゃー!』

すると、猫になってるAちゃんが、国木田くんの唇を舐める…

国木田「な、なにを!」

すると、元に戻ったようで…


江戸川「あぁ、太宰どんまい」

与謝野「こりゃ大変だねェ」


国木田「と、とりあえずだ!そこの小僧とAさん運ぶぞ!」

太宰「Aちゃんは私が運ぶから、国木田君敦君よろしくね」


国木田「はぁ!?」


さて、困ったお姫様を運びますか

後ろから声は聞こえるけど無視!


運ぶと言っても私の部屋なのだから、困りはしないのだけどね


部屋について布団に優しく下ろしてあげる


太宰「ふふ、よく寝てる。おやすみねAちゃん」

軽く額に接吻をすると隣で寝た。

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紫苑(プロフ) - 羽依さん» ありがとうございます!!更新頑張ります! (2016年5月31日 18時) (レス) id: 1f0daf69dd (このIDを非表示/違反報告)
羽依 - 面白いです!更新楽しみにしてます!! (2016年5月31日 17時) (レス) id: 881520cfd4 (このIDを非表示/違反報告)
紫苑(プロフ) - 小日向りんかさん» 返信遅れてすみません!私も太宰さん好きです!更新頑張ります! (2016年5月24日 15時) (レス) id: 1f0daf69dd (このIDを非表示/違反報告)
小日向りんか - 更新(^^)ふぁいとー!です!太宰さん好き♪楽しみにしてます! (2016年5月15日 15時) (レス) id: 8571c1e9a5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紫苑 | 作成日時:2016年5月15日 1時

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