全く知らないところから。Part３ D.O.

お世話さん_ ページ45

BHside_

道が空いてて家に着くまではそんなに時間はかからなかった。

今はベッドに寝せてる、

『…ごめんなさい。ありがとう』

さっきよりは落ち着いたけど、すごい目が……赤い


BH「謝らないで、謝るのは俺の方だし…」

『ギョンス…っ』

ギョンスの名前を口に出しまた泣き始めるAちゃん

……俺だったらこんな思いさせないのに。

BH「もう行くね。いい？他に必要なものはある？」

『大丈夫、ありがとうベクオッパ。頼ってばっか…』

BH「いいよ全然これからも頼ってよね^^」

『うん…分かった』

うるうると涙をためて真っ赤な目で柔らかく笑うAちゃんの顔はまるで天使のようだった、今まで見たこともない笑顔にドキッとした、

BH「…またなんかあったら連絡してね？すぐ行くよ！笑」

『うんそうする笑』

BH「あ玄関の鍵は…」

『いいよ、私閉めれるので笑』

BH「うん、じゃまたね」

『ありがとう』

ベッドからひらひらと手を振るAちゃん。


バタン、と静かにドアを閉めた


BH「はぁ…」

玄関の外は寒くて、ため息をしたら白い息が出た

BH「…ギョンスなんかじゃ勿体ない……」

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