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５.Ito ページ8
「ダァァ！！くそ！あンのパクリ野郎ォ…」
屋上で吼える三橋を他所に京ちゃんが作ってくれたお弁当を食べる
やっぱり京ちゃんのお弁当は最高だよ〜！！！
「オイ！聞いてんのか！」
「あーはいはい、転校生がどうした？」
「彼奴をギャフンと言わせてやる…！」
「頑張れ」
「伊藤くん？君は僕ちんの相棒でしょ？ちっとは手伝ってくれてもいいんじゃねーの！」
「嫌だよ！どうせ卑怯な真似すんだろ？」
「当たり前だろ」
ギャーギャー騒ぐ三橋、うん無視しよう
暫くスルーしていると鞄の中から目潰しやら卑怯なグッズを出してはニヤニヤしだす
なんでそんなもの持ち歩いてんだよ…
すると、屋上の扉が開いた音が聞こえた
誰かが入ってきたみたいだ
理子ちゃんかな？
「理子ちゃ…あっ」
「あー…」
振り返ってみると見えたのは一部赤く染められた茶髪
どうやら三橋は気が付いていないらしくあーでもないこーでもないと妄想中だ
揉めると面倒だなぁ
口パクで帰れ、と伝えてはみるが…
あっ気がついてないですね
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作成日時：2019年9月7日 1時
