13話 ページ14
綱吉サイド
翌日、少し早く起きてホテルから出た。
ランは日本に来るのは初めてだから辺りをキョロキョロしている。
「ふーん、ジャッポーネも悪くない所だね」
「遊園地にでも行くか？」
「あー、いいね。ツナ君の身体に負担かけないだろうし」
いきなりの台詞に驚いていると、
「お前、風邪でも引いてただろ。明らかに病みあがりですって顔してたぜ」
心配かけないよう隠してたつもりなのに……
「お前が何隠してても、嘘ついても、俺には分かるから」
その言葉にドキッとする。
まるで、マフィアのことを見透かされてるみたいで……
「まあでも……」
ポンっと頭を撫でられる。
「誰にでも、秘密にしたいことはあるよな。特に親しい友人とか」
レイを見ると、レイは俺を見ずに遠くを見ていた。
もしかして、レイも俺に隠してることがあるとか……？
すると、急にランが俺達の間に割って入って、
「レイ、ツナ君に近すぎ。さっさと離れて」
「はいはい、ヤキモチ妬くなよ」
そう言ってレイは俺から離れる。
どうして急に、ランはレイに離れろとか言ったんだろう。
俺の視線に気付いたのか、ランは俺を見て、
「僕、ツナ君のこと自分以上に好きだから、他の奴に取られたくないの」
いきなりの告白に、どうしていいか分からず、あたふたする。
「ツナ、ランの言うこと流していいから」
レイの不機嫌そうな声が聞こえた。
「ちょっと、勝手にそんなこと言わないでよ。レイは僕らより年上なんだから、広い心を持って」
「ツナは兎も角、お前は俺と一つしか変わんねーだろうが」
と、二人は口喧嘩を始めてしまった。
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ひろミンダー(プロフ) - 輪廻さん» んんっ！？返信遅れてすみません！気付かなくて！コメントありがとうございます！頑張ります！ (2016年12月31日 10時) (
レス) id: 6c85f2ce5e (このIDを非表示/違反報告)
輪廻 - はじめまして、輪廻です。続き楽しみにしてます!! (2016年12月24日 20時) (携帯から) (レス) id: 30b187a32b (このIDを非表示/違反報告)
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