【ツイステ】ヒロイン嫌いなお嬢様♪

23話♪ ページ23

アズールSide


放課後、今後の経営などのことを考えながら特に目的もなく歩く…(人はそれを散歩と呼ぶ)


すると中庭に可愛らしいと評判のAさんを発見した…







　


ふむ、たしかに整った顔だ…(アズール様も美人ですけど？？)


なにかを追いかけているようですが……















あぁ、彼女か



些菜さん…彼女はよくAさんの良からぬ噂を流しているのをみますよね、


Aさんが嫌いなのでしょうか？


そのせいか今もAさんが話しかけているのに無視していますね……





無意識に僕はその異様な雰囲気を纏う彼女を目で追っていた…







A……






彼女に惹かれたと自覚するのに時間はかからなかった




我ながら自分の感情に驚きつつ目の前の状況を理解する














そしてどうやら些菜さんに文句をつけられてお困りの様子ですね、
















慈悲深い僕が助けてあげるとします






『はぁ、私は貴方の独り言を聞きにきたのではなく……貴方と会話をしにきたのですが…』


彼女の意見は最もだ、あれでは会話が成り立っていない



些「大体！なんで関係のない貴方が私に言いに来るの！？なんでそんな事を知っているの！？貴方は何が…」









アズ「それは彼女がアンケートやプリントなどを今回、管理する人物だからですよ」


『！！アズールさん…』





些「…はッ……？」




アズ「今回のアンケートは彼女の担当での回収となっているのでなんら不思議ではありませんよ」


と、言うか他の生徒である方が不思議ですよ



些「で、でも！」



まだ何か言うつもりでしょうか……


アズ「このアンケート自体を知らないなんて事はないでしょう？授業中に配られたはずだ。」




些「や、休んでいて！！」



嘘ですね、その日はリドルさんに話しかける貴方を見ましたよ、


アズ「"仮"に貴方が休んでいたとして…何度も先生方が聞いていたはずです、そこでプリントがない…ではなく、Aさんのせいだと言っているのはおかしいのですよ」




些「……



な！！」





些菜さんは顔を真っ赤にして叫んだ



しかしやはり僕の見る目は間違っていなかった……


























Aさん……貴方は何と聡明で美しい…！！

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