【ツイステ】ヒロイン嫌いなお嬢様♪

16話♪ ページ16

IN学園長室


『それで？お話とは』


クロウリー「ええと、話と言うのは紫気さんの残した置き手紙の事なんですよ」


『手紙？』


まさかアイツ余計なこと書いてたりする？

クロウリー「内容が……というかこれなんですが…」

そう言って学園長さんがおずおずと引き出しの中から取り出したのは

折りたたまれた可愛らしいデザインの紙であった


【みんなへ】
【短い間だったけどとっても楽しい日々でした……エース、デュース沢山遊んでくれてありがとう！他の人たちも！みんなは最後まで素直じゃなくて寂しかったよー！？また会ったらよろしくね！……でもね、ここに居られなくなったのは全部Aのせいなの！ね？信じてくれるでしょ？だってみんな脅されてたもんね？アイツのせいだからね】











要は元々私の立ち位置は自分のものだったて言いたいの？

馬鹿じゃないの？

エースとデュースの二人はさ、あなたと遊ぶどころかわたしから遠ざけてた


他のみんなは貴方がまくし立てて罪を着せようとしたも同然



この手紙を読んだみんなが罪悪感で泣き崩れる様子でも想像してるのかしら？


だとしたらなんてかわいそうなの？

笑いそうな顔を隠すため俯きプルプルと震える


怖がっているようでしょう？


クロウリー「安心して下さい、貴方に害は及びませんから……」

と、落ち着かせるような声色でわたしに言ってくれた


そりゃあ私を責めるような手紙を読んで、俯きながら震えているんだもの


かわいそうでしょ？

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