3-45話♪ ページ45
in ディアソムニア寮
『おお！オンボロ寮…いえ、キュート寮とは違いかなり道具が充実していますね。お料理の幅が広がりそうです〜』
これなら手の込んだお菓子も作れそうね
…まぁ、メリーがいるから作らないけど
リリ「では早速作るか！」
メ「何のお菓子を作るんですか？」
『私は簡単な蒸しケーキを作ろうかと思ってます』
アンタに聞いてないんだけど？とでも言いたげな目線をこちらに送るメリー…しかし
リリ「ではよろしく頼むぞA」
という一言で黙ってくれた
あぁ、すごく簡単な蒸しケーキだからみんなも真似してみるといいわ
材料はホットケーキミックス50g、牛乳大さじ二杯、砂糖小さじ二杯…
『材料を全て電子レンジ対応のマグカップに入れ、よくかき混ぜます。ふんわりとラップをかけ、600Wの電子レンジで1分半加熱し、中まで火が通ったら完成です。
…これなら失敗しにくいでしょう？』(*^▽^*)
リリ「簡単じゃな…！」
そう言いながら分量を測らずドバドバと材料をコウモリ模様のマグカップに放り込むリリアさんに若干の不安を抱きつつ、自分の作業をするために手元に視線を落とした
その時
メ「私は別のもの作るから」
と1人で材料を出しはじめてしまった
さて、こっちもはじめましょうか
＿＿＿＿＿＿＿＿
これはなかなかに上手くできたわ
手の込んだお菓子は作らないつもりだったけれど…
メリーさんが自分で作ってしまうなら、私も対抗しなくちゃね？
だって彼女よりも私の方が上だもの
それを教えずしてどうしろというの？
リリ「よし、完成じゃ」
『私も完成しました！…あとはメリーさんですね』
そこからは目の前でお菓子作りをしているメリーを無視して、リリアさんとキャッキャウフフした。
女子力高いわよ、この方
…でもさすがに四時間はかかりすぎじゃないの？
一体何のお菓子をつくってるのよ
メ「出来た！！」
とても自慢げな笑顔で、声高々に言い放った
『あぁ、では食べましょうか』
リリアさんが見ていないのをいいことに思いっきり挑発するような笑顔を浮かべてメリーを見る。
彼女はひどく顔を歪めた後こちらをギロリと睨んだ
…バレない範囲で
例のヒロイン面はどうしたの？ねぇ、メリーさん？
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ravito - 零さん» そう言っていただけて嬉しいです。最近はあまり更新することができなかったので申し訳なさでいっぱいです (2022年8月5日 16時) (
レス) @page46 id: ad050b8a40 (このIDを非表示/違反報告)
零(プロフ) - 続きが速く見たいです (2022年8月4日 20時) (レス) @page44 id: 730adcd2c0 (このIDを非表示/違反報告)
ravito - 皆さんありがとうございます。個人的にも１の方に気持ちが傾いております！ (2022年8月1日 12時) (レス) @page41 id: ad050b8a40 (このIDを非表示/違反報告)
楓(プロフ) - コメント失礼します！とても面白い作品に出会えました！悪女主ちゃんの性格がもう……どストライクなんです……！あと……私的には1がいいなと思いました。 (2022年8月1日 3時) (レス) @page43 id: 7044d83956 (このIDを非表示/違反報告)
もも - 1がいいです (2022年7月30日 16時) (レス) @page42 id: e69af3f6e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：倉間川 | 作成日時：2022年4月9日 13時
