3-25話♪ ページ25
ただいま食後、エペルくんにリンゴの飾り切りを習っています
エペ「…そう、ここを切って……うん！完璧！飲み込み早いね」
我ながらうまくできたと思うわ、結構すごいでしょう？
デュ「すごいな…綺麗だ」
『本当ですか？ふふふっ♪なんだか楽しいですね…ねぇ？神城…？えっ！？』
私は神城の方を向いて固まった
それもそのはず
神城「？…どうかなさいましたか？」
し、知ってたわよ…知ってたけど…！！
『か、飾り切り…上手ね』
デュ「すっげぇ…」
エペ「す、すごい！プロみたいだ！」
神城「ははっ、ありがとうございます。ちょこちょこ練習していたので」
『努力の積み重ねですね！』
そう言ってパチパチと手を叩く
そこにやっぱり邪魔してくる奴が一人…
メ「へぇー！！練習したんだ、意外だなぁ…」
神城「え、っと…どういう意味でしょう？」
分かっていて聞き返す神城もいい性格してると思うわ
メ「え？だってさ、神城ちゃんとAちゃんって努力とかしなさそうじゃん？才能だけに頼ってる感じ！」
『…』
ナチュラルに私を巻き込むのやめてよね
メ「だから神城ちゃんって意外と凡人なんだなぁって！」
仕方ないから
エ「おい、その言い方は…」
『私たちは皆、凡人です。』
言い返してあげる
『凡人という基礎に色がつき、個性豊かな"人"になっていきます。才能なんて努力しなければ見つからないものですよ？凡人というキャンバスに塗られた…様々な色の絵の具の、どの発色がもっともいいのか……それが違うだけなんです』
なーんて言っているけれど…
お金持ちの家に生まれた私自身が、凡人ではないことがよく分かってる
要はその凡人というキャンバスすら私や神城は違ったって話よ
まず、紙のランクが違うの
使う絵の具も一級品
発色も素晴らしい
これの何が凡人なのかしら？
これの何が貴方に劣るのかしら？
『…帰りましょうか！』
メ「は？」
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ravito - 零さん» そう言っていただけて嬉しいです。最近はあまり更新することができなかったので申し訳なさでいっぱいです (2022年8月5日 16時) (
レス) @page46 id: ad050b8a40 (このIDを非表示/違反報告)
零(プロフ) - 続きが速く見たいです (2022年8月4日 20時) (レス) @page44 id: 730adcd2c0 (このIDを非表示/違反報告)
ravito - 皆さんありがとうございます。個人的にも１の方に気持ちが傾いております！ (2022年8月1日 12時) (レス) @page41 id: ad050b8a40 (このIDを非表示/違反報告)
楓(プロフ) - コメント失礼します！とても面白い作品に出会えました！悪女主ちゃんの性格がもう……どストライクなんです……！あと……私的には1がいいなと思いました。 (2022年8月1日 3時) (レス) @page43 id: 7044d83956 (このIDを非表示/違反報告)
もも - 1がいいです (2022年7月30日 16時) (レス) @page42 id: e69af3f6e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：倉間川 | 作成日時：2022年4月9日 13時
