【ツイステ】そこのチビさん、ちょっと待った！！

3話 ページ5

ねぇ、ゴンザレス山田、、



なんでこんなに生の肉と野菜ばかり売ってるの？
なに、野生を大事にする感じの種族なの？(ほぼ正解)



それにさ、ケモ耳がある人がいっぱいいるわけ
思わず二度見したわ、、よく考えてみて、、






ヲタクが一生に1度は触ってみたいランキング上位に入るであろうケモ耳だよ？



大事なことだからもう一度言うよ？ケモ耳だよ？
絶対テストに出るから覚えておくようn




「なんで売ってくれないんスか！！」




ん？




「お前みたいなガキに売るもんは何もねぇんだよ」



『は？』





思わず声のした方を向いてみると、、、


そこには、タンポポみたいな頭にふわふわで、わたあめみたいな耳をしょぼんとさせてるガキンチョとハゲたおっさんがいた



「金なら払うっスよ」


「うるせぇな。商売の邪魔になる、早くどっか行きやがれ」





おっさんが子供をドンっと突き飛ばした



『危ないっっっ』


素早い仕草でガキンチョをキャッチした


『ねぇおじさま？なんで売って下さらないの？』

この喋り方をすると大概はうまくいくんだよな


「なんでって、、こいつが貧乏人だからにきまってんだろ。貧乏人の持ってる金を触ったら、こっちまで貧乏になっちまう」


『そうなの、なら、、私が払うわ。いくらなの？』


「540マドルだ」


ん？マドル？？マドルってなんじゃそれ？
まぁ、そりゃそうか、、、日本じゃないもんな




今持ってるのは円単位の金だし、だめかと思いながら財布の中身を確認した



財布の中身が変わってる、、、⁉
嘘だろ、、、現実的に考えて、こんなことあり得ないぞ

生憎、私はそんなご都合主義な世界に生まれてきた記憶はない



取り敢えず1000とかいてある札を渡した。多分だけど1000マドルだろう




「毎度あり〜」




　 なんだこのおっさん
　 このおっさん急に顔色変えやがった
　 流石商売人ってところかな





さて、この手の中にある放心状態のガキンチョはどうすればいいのやら

取り敢えず、この場所からは離れた方がいいだろ


優しい心の持ち主である私は軽いガキンチョを片手に取り敢えず歩いた

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