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26話 ページ29

心地の良い温もりが…

Aが……

急にいなくなった




とっさに俺は、Aを掴んだ





「...........いかない.....で........」




1人になりたくない
離れないで
帰らないで
ずっと、ずっと一緒にいたい



そう言おうとしたが、
すぐに帰ってくるらしい




……あまりにもしつこくて
Aが俺にうんざりして
逃げてしまっては困るな…



嫌だという気持ちを抑えて

Aを待つことにした




しばらくすると


Aが帰ってきたらしい

遅かったなぁ……


Aがいない時間は、まるで
時が止まったように
進むのが遅い


ほんの数分しか経っていないのだろうが、
何時間も待ったように感じた




Aは俺の隣に座り
俺の目に温かいタオルを当てた


……何をしているんだ?



疑問に思ったが

どんどん頭が回らなくなる



俺は、髪を撫でられながら
眠りに落ちた





________________________




目が覚めると、夕暮れ時だった

Aの方を見ると、

Aの茶髪が太陽に照らされて、

キラキラと輝いていた

綺麗で、思わず見惚れてしまった



『よく寝たなぁ……気分はどうだ?』


Aが俺に声をかけた




「……良くはない」



こんな恥ずかしい姿を見せてしまったしな…



『そっか……』




俺はジッとAを見つめる



Aと、離れたくないなぁ
ずっと一緒にいたい

どうすれば離れなくてすむんだ




そんなおかしなことを考えていると、




『じ、じゃあ、私帰るね』



そう言ってAは早足で帰ってしまった





あぁ、行ってしまった
引き止められなかった




胸に、ポッカリと穴が空いたみたいだ





「チッ……」



一体………俺は、どうしちまったんだ…?

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作品ジャンル:恋愛
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永久(プロフ) - ojikinさん» 長々と時間をかけてしまい申し訳ない。完成しました。画質がクソです。言い訳はイラスト集にあります。()本当にすみません。似るなり焼くなりどうぞ。URL載せますね。http://uranai.nosv.org/uploader/common/5/7/b/57bf20f681cc2b50ef77437fbe5d7edc.jpeg (2021年1月5日 15時) (レス) id: 75d8805815 (このIDを非表示/違反報告)
ojikin(プロフ) - 永久さん» もちろんです。寧ろこんな駄作でよければ是非描いてください。 (2020年11月29日 15時) (レス) id: 0d467b6301 (このIDを非表示/違反報告)
永久(プロフ) - ojikinさん» いきなりすみません。個人的にこの作品とてもドストライクで毎度毎度更新楽しみにしております。そこで、よかったら夢主ちゃんのイメ画が描きたくて…自己満にはなりますが、許可だけ頂けたらな、と。(本当すみません) (2020年11月29日 13時) (レス) id: 75d8805815 (このIDを非表示/違反報告)
海綺*(プロフ) - 不意にくるゴンザレス山田の威力が半端なくて好きです笑 (2020年10月26日 0時) (レス) id: c72e1ab144 (このIDを非表示/違反報告)
アサヒスーパードライ - これラギー落ちだったらいいな(ニッコリ) (2020年7月30日 20時) (レス) id: f4feb5e53d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ojikin | 作成日時:2020年5月31日 10時

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