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君、中也さんを傷つけたね?許さないよ? ページ4

香織side


中也さんがAに殴りかかる


嗚呼、そのフォームも全てが美しい


そして、中也さんの拳がAに当たる


と同時に、A


ではなく中也さんが後ろへ吹っ飛ぶ


は?


これに関しては太宰さんも想定外のよう


でも今はそれどころじゃない


『君、何やってんの?』


私は殺気をAに向けた


A「あ”?異能力を見せたんだろうが」


そんなことは猿でもわかるでしょ


私が云いたいのはそれじゃない


『あの人に怪我させたよね。許さないよ』


中也さんを傷つける奴は中也さんと同じ世界にいちゃいけないんだよ


A「ンな理不尽な理由あッてたまるかッての」


そう云ってAはこちらにベーとやってくる


本当に苛つく


ベーをやっていいのはこの世で中也さんだけって決まっているのだよ?


殺してやろうかと思った時、太宰さんが声をかけてきた


太「ふーん。君の異能は大体わかった。君は?」


そう私に問う


私は丁度いいと思い、太宰さんに近づき


『じゃ、ちょっと握手して下さい』


と、左手を差し出した


そのことに気がついたAは殺気をこちらに向けるが、私はそれを無視する


そして、まあ一瞬太宰さんが疑ったような目で見てきたが、取り敢えず握手できたので良しとしよう


……中也さんと握手でも良かったのだけれど


まあ、Aに一発喰らわしてやりたいのでそれは我慢しておく


私はAと向き合った


そして


A「おいおい、手前さっきの見てなかったのかよ」


Aに殴りかかる


『私は君と違って馬鹿じゃない』


A「ア“?」


拳がAに当たる


そして、


『人間失格』



Aは後ろに飛んで行った


Aは驚いた顔をしていた


はあ、本当に馬鹿だな


『さっきの罰だよ』


そう云って私はAに微笑む


それにAは睨み返してくる


いい気味だ


すると、太宰さんが私に聞いた


太「なぜ私の異能が分かったんだい?」


流石、としか云いようがないな。面白くない


『ただの勘だよ』


そう云って私は太宰さんに微笑んだ


『ま、君たちは非合法組織と見た。そんな君たちは、証拠隠滅のためわたたし達を殺さなくてはいけない。しかし私たちは異能力者だ。しかもかなりのね。私たちを君たちの組織に入れても悪くないと思うのだよね』


太「取引ってわけかい?」


『その通り』


私はニヤリと笑う
















これで毎日中也さんを拝むことが出来る!

「ちちち、中也さんの隣⁉︎」『……太宰さんの隣が良かッた』→←『太宰さんの息……』「キッモ」『ア”ア”?』



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殺廻(アヤメ)@改名! - あ゛←命が溶ける音 (8月31日 14時) (レス) @page6 id: f169115c31 (このIDを非表示/違反報告)
文スト外伝は絶対見てほしい - 初コメ失礼します。この作品凄く好きです。更新待ってます! (8月31日 14時) (レス) id: 7afe0da078 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃尾多希(プロフ) - ガッテン承知さん» ありがとうございます!引き続き頑張らせて頂きます! (2023年4月17日 22時) (レス) id: 3e211502f2 (このIDを非表示/違反報告)
ガッテン承知 - 面白いです!頑張ってください! (2023年4月17日 17時) (レス) id: 18bff7faaa (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃尾多希(プロフ) - 水瀬琥雪さん» ありがとう御座います!掛け持ちしてしまいました((((( 面白いと思って頂けて幸いです!更新頑張りますね!(餅の方も)コメント有難う御座いました! (2023年3月4日 23時) (レス) id: 3e211502f2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:瑠璃尾多希 | 作成日時:2023年3月4日 7時

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