ひゃくろくじゅうなな。 ページ9
膝丸たちが苦戦を強いられている一方、明石たちもまた、なんとも面倒な場面に出くわしていた。
乱藤四郎を先頭に本丸内を走っていた男士たちは、大広間と思われる部屋の前を通ろうとしたその瞬間、
大広間の中から、銃弾が飛んできたのである。
だがしかし、極めた短刀たちはいとも簡単に攻撃をかわし、明石国行に向かっていった鉄砲の弾は、長谷部が圧し切ったことにより、銃弾による怪我人は皆無である。
そして、大広間の襖が開かれる。
中には、おびただしいほどの時間遡行軍が蠢いていた。
よくよく見ると、そこにいるのは短刀、脇差といった室内戦、夜戦共に有利な刀種ばかりで数的にも、こちらが圧倒的に不利である。
乱 「明石さんと愛染くん、長谷部さんは先に行って！ 博多！！！」
博多 「任せときんしゃい！！！」
そんな中、乱と博多が、明石や愛染、長谷部を守るように前に立ちはだかると、なんと、大広間に二振だけで突入していった。
急な行動に、誰一人として二人を止めることは無理だった。
長谷部 「この数を二人でなど、いくら極めたからといって無茶だ！！ この俺も((乱 「良いから！！！」＿＿何故だ？！」
長谷部からの提案を一喝する乱、敵に埋もれてしまってその姿を確認することはできないが、その声には、焦りや恐怖などといったものを一切含んでおらず、自信、そしてもう一つ＿＿＿＿。
にっかり 「僕が来たからだよ、長谷部くん。」
愛染 「にっかり？！ なんでここに！」
長谷部 「貴様は外にいたんじゃ……」
にっかり 「説明はあとでじっくりしよう。さぁ、君たちは先に行くんだ！」
にっかりの登場もあり、明石国行、愛染国俊、へし切長谷部は、渋々ながらもその場を後にし、また暗闇の中へと姿を消した。
にっかり 「乱くん博多くん、にっかり笑っていこうか！！！」
乱 「うん！」
博多 「いえっさー」
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まぴおろごん@通りすがりの黒魔道士A(プロフ) - 愛が止まらない人さん» ありがとうございます！なんとか終われて安心しています！これからも精進して行きますので、何卒宜しくお願いします！ (2019年11月17日 21時) (
レス) id: e544de2375 (このIDを非表示/違反報告)
愛が止まらない人(プロフ) - 続編おめでとうございます…！咲ちゃんの恋が仄めかされてめちゃめちゃニヤニヤしてますwww(お相手は何となく予想してますが、夢主ちゃんだったら面白そうですね)これからも楽しみにしてます！ (2019年11月17日 18時) (レス) id: 9082f6abc2 (このIDを非表示/違反報告)
まぴおろごん@通りすがりの黒魔道士A(プロフ) - これからも応援お願いしますね……むふふふ。 (2019年11月11日 21時) (レス) id: e544de2375 (このIDを非表示/違反報告)
まぴおろごん@通りすがりの黒魔道士A(プロフ) - 暁さん» むふふふ……どうですかねぇ、おちますかねぇ……うふふふ。 (2019年11月11日 21時) (レス) id: e544de2375 (このIDを非表示/違反報告)
暁 - こうして、見習いちゃんは 恋におちていくんですね！！ 私わかりますよ！作者さん！！ これからも応援してますよっ！ (2019年11月11日 0時) (レス) id: f3a52100c6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まぴおろごん@通りすがりの黒魔道士Ａ | 作成日時：2019年9月23日 22時
