ひゃくななじゅう。 ページ12
愛染 「……ッ二人とも止まってくれ!」
明石 「なんや?」
長谷部 「……愛染国俊、まさかこの気配。」
明石 「長谷部はんもどうしたん((愛染 「……来る!!!!」…ッ??!!」
愛染の言葉に、咄嗟に刀を構えた明石国行。そしてその刹那、ずっしりとした衝撃が刀から全身にかかった。
一瞬にして、鶴丸国永が自分に突っ込んできたのだ。
“ 自分の前には国俊も長谷部はんもおったのに ”
この鶴丸国永は、愛染も長谷部もすり抜け、自分を攻撃したということか。
そうこう考えている間にも、身体は押されて続ける。
____あかん、このままだとッ
愛染 「はああぁぁっ!!」
長谷部 「圧し切る!!!」
鶴丸 「おっと、っはは、惜しかったなぁ、一振りくらいは折ってやろうと思ってたんだが。」
長谷部 「闇堕ちか……また面倒な……。」
堕ちた刀剣男士とは以前も戦ったことがあるが、その時は6振り束になっても勝てなかったような記憶がある。
今ここには3振りしかいない。
さきの髭切といい、堕ちた刀剣男士の底力は計り知れず、夜戦室内補正が入ったとしても3振りでギリギリか、敗北か。
どうすれば____、と明石が頭を抱えたその時。
愛染 「長谷部さんよ、こんくらいなら、俺と長谷部さんでもいけるよな?!」
長谷部 「勿論だ!!! 俺一人でも良いんだぞ?」
愛染 「強がんなって!!!」
長谷部 「強がってなどおらん! 明石! 俺と愛染でこの爺を抑える!!! 先に行け!!!」
「行くぞ」と長谷部が声を上げ、二振と一振りが激しくぶつかり、火花が散る。
ギギギギ、と刃と刃が擦れる音、「おおおぉぉお!!」と喝を入れる声。
明石 「……おおきに。なんとか頑張りますわ。」
鶴丸が明石を追うのを、長谷部が阻止する。
その時、愛染が叫ぶ。
愛染 「俺だって、この手でAを助けてえ!!!!!! だけど、だけど…………! いや、やっぱ良いや、頼んだぞ、国行!!!!」
月明かりに反射した
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まぴおろごん@通りすがりの黒魔道士A(プロフ) - 愛が止まらない人さん» ありがとうございます!なんとか終われて安心しています!これからも精進して行きますので、何卒宜しくお願いします! (2019年11月17日 21時) (レス) id: e544de2375 (このIDを非表示/違反報告)
愛が止まらない人(プロフ) - 続編おめでとうございます…!咲ちゃんの恋が仄めかされてめちゃめちゃニヤニヤしてますwww(お相手は何となく予想してますが、夢主ちゃんだったら面白そうですね)これからも楽しみにしてます! (2019年11月17日 18時) (レス) id: 9082f6abc2 (このIDを非表示/違反報告)
まぴおろごん@通りすがりの黒魔道士A(プロフ) - これからも応援お願いしますね……むふふふ。 (2019年11月11日 21時) (レス) id: e544de2375 (このIDを非表示/違反報告)
まぴおろごん@通りすがりの黒魔道士A(プロフ) - 暁さん» むふふふ……どうですかねぇ、おちますかねぇ……うふふふ。 (2019年11月11日 21時) (レス) id: e544de2375 (このIDを非表示/違反報告)
暁 - こうして、見習いちゃんは 恋におちていくんですね!! 私わかりますよ!作者さん!! これからも応援してますよっ! (2019年11月11日 0時) (レス) id: f3a52100c6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まぴおろごん@通りすがりの黒魔道士A | 作成日時:2019年9月23日 22時