【刀剣乱舞】来派のお色気刀剣女士参。 (ページ33)

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ひゃくじゅうに。ページ33

愛染「蛍ハメ技やめろよ！」

蛍丸「勝てば良いんだよ勝てば。」

馬当番も終わり、夕餉までの自由時間。

今私は、部屋ごとに一台ずつある “ てれび ” で格闘げーむなるものをやる蛍と国俊を見ながら、ふぁっしょん雑誌を見ていた。

様々な時代の様々な服装が特集されていて、中々面白いし、何より可愛い。
私は室町から江戸以前までのふぁっしょんは見てきたけれど、割と最近のふぁっしょんは未知なるもの。

特にこの、すかーと？というものはひらひらしていて、可愛らしい。
今の私は子供みたいに目を輝かせていることだろう。

誉をたっっくさん取ったら、主さまに服を買ってもらおうかしら！

なんて期待に胸を踊らせ、ふぁっしょん雑誌を閉じようとしたその時、部屋の襖が開いたかと思うと、国行が倒れこんできた。

A 「ッ国行？？！！」

明石「ぅ、A、か…………？た、だい、ま……」

A 「おかえりなさい！ってそうじゃないわ！一体どうしたの？目立った外傷は見当たらないし…………。」

明石「とり、あえず……寝かせてや」

すぅっ、とすぐに眠りについた国行。

蛍と国俊も、げーむを一旦中断して、国行を心配そうに見ている。
まぁそれでも、寝息を立てて寝てるってことは、本当にただ眠っているだけだろうし。

本人が忘れない限り、起きたら話してくれるはずと信じ、蛍と国俊に布団の準備を頼み、綺麗な顔で眠る国行を、私は布団に寝かせた。

？今国行が着ている服は、遠征でも着て行ったものだろうか。

それにしては綺麗すぎるような気がする。国行が編成されていたのは第二部隊、だと思う、第二が帰ってきたのは一時間くらい前かな。

時間がどうにせよ、国行の着替えは来派部屋にしか無い。ということは、この服は遠征中も着ていたものと決めて良いでしょう。

遠征だろうが出陣だろうが、内番をしていようが、服は汚れるのが普通である。

もしかして国行、手入れ部屋に入れられていたのでは＿＿＿＿＿？

だとしたら、国行がこうなった原因は、手入れってこと？