【刀剣乱舞】来派のお色気刀剣女士参。 (ページ28)

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ひゃくなな。ページ28

主さまのお部屋に向かう前に、馬当番では汚れてしまった内番服ではいけないと、一旦部屋に戻り手を洗い、そして速攻で綺麗な服に着替える。

簡単な身支度を終えた私は、少し急ぎ足で主さまの部屋に向かった。

なんで走らないかって？＿＿＿＿…………今日は歌仙さんが非番で、自室で生け花、もしくは唄でも読んでいるからよ。

ここまで言えばわかるでしょう。結局のところ、怒られるのは時間の無駄だし、なにより恐ろしい、恐いのよ。

と、主さまのお部屋に到着した私は、「主さま、A国華です。」と中で待っておられるだろう主さまに言葉をかけた。

「入って～」といつもの声色で主さまから返答が来て、私は審神者部屋に足を踏み入れた。

中には胡座をかいて座る主さまと、部屋の隅で壁にもたれかかるように座る南泉くんの２人がいた。

主さまの目の前には座布団が敷かれており、私は先導され、その座布団に腰を下ろした。

白夜「急に呼び出してごめんね。Aちゃんに言いたい事、というより注意しておいて欲しいことがあってね。」

A 「……？なんでしょう。」

白夜「今日、見習いに刀装を作らせたんだ。あの子の霊力の量、質を調べようと思ってね。

＿＿＿＿それで、結果がこれ。」

A 「遠戦の特上が２つ、上が１つ……？」

白夜「うん、そう。俺でも滅多に無いパターンだ。
この結果が表すこと、それは、見習いの霊力が神に等しいくらいに澄んでいる。または莫大な霊力を持っている。
２つのどちらか、それか両方。」

白夜「んで、俺は彼女から刀装を受け取り、刀装に込められた霊力を徹底的に分析した。」

A 「それで、結果の方は…………？」

白夜「＿＿＿＿あぁ、彼女は恐らく、というより確実に、莫大な霊力を身体に秘めている。それ故に、刀装１つずつに込められている霊力の量が多い。

だが、彼女の霊力は、濁り過ぎている。」

白夜「それこそ、神の力、神力にも影響を及ぼすほどに。」