【刀剣乱舞】来派のお色気刀剣女士参。 (ページ2)

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はちじゅういち。ページ2

【白夜視点】

安定「主、政府から手紙だって。」

ある日の執務中、安定から一通の文を受け取った。

恋文！とかだったら嬉しいんだけど、生憎、時の政府からの手紙である。

一旦書類から手を離し封筒を開けると、文章が書かれた紙と、何かの資料が入っていた。資料は後で確認するとして、俺は最初に文章を読んだ。

白夜「白夜くんへ、元気にしてる？

………相変わらず緩い文章だな。

明日から君の本丸に審神者見習いが来るよ。

ちょっと期間は忘れちゃったけど、審神者の仕事、教えてあげてね。
あぁそうそう、乗っ取られないよう注意しておいてね。それじゃあ。

_______見習いだと??!!」

安定「見習い？明日から？何それ急過ぎない？」

白夜「見習い、乗っ取り……みならい、のっとり……ミナライ、ノットリ……ヒイイィィ！！」

安定「ちょっと主気を確かに！！」

嫌じゃあああああぁぁぁぁぁ乗っ取り怖いいいいいいぃぃぃぃぃ！！！！！
と叫びながら部屋をゴロゴロと暴れ回る俺に慌てる安定。

いつもなら慌ててる姿も可愛いよ、とでも言える余裕があるのだが、今回ばかりはそんな余裕などない。

安定も、乗っ取りの事は聞いたことがあるのか、なんとも言えない顔をしている。

そこに、俺の大声を聞いたのかまんばが内番服のジャージで審神者部屋の襖を開けた。

山姥切「おい、どうしたんだ？」

安定「あ、山姥切。

それがね……＿＿＿＿＿＿。」

山姥切「＿＿＿＿＿＿なるほどな。

主、その見習いとやらが乗っ取りをする奴とは決まってないだろう。
それに、俺たちは主の刀だ。見ず知らずの見習いのことを、数年間共に過ごしてきた主より信頼するはずないだろう。」

白夜「まんば……！！」

普段のまんばからは想像できない台詞に、思わず涙を流してしまいそうになる。

そうだよな、見習いが悪い奴って決まったわけじゃないし、……まんばの言う通りだ。

心配することなんて、何もない。

白夜「ありがとな、まん((山姥切「多分な。」…………。」

安定「…………(折角かっこいいこと言ったのに)。」

前言撤回、とても心配です。