さんじゅうご。 ページ37
鶴丸 「ととと、取り敢えず！！ Aは出てくれないか？！」
A 「え〜……しょうがないわねぇ。」
と、Aが風呂から出た瞬間、加羅坊がザバッ！ と意識を取り戻した。
キョロキョロと辺りを見回し、Aが居ないことを確認した加羅坊は、カッ！ と目を見開いて言った。
大倶利 「さっきのは夢だ！！」
鶴丸 「ッ？！ 驚いたぞ加羅坊……。」
燭台切 「そう、夢！！！」
太鼓鐘 「うん……夢にしといた方が良いな。」
何処か諦めたような目をして言った太鼓鐘に、「あぁ……。」と返事をした。
それから四振りで湯船に浸かっていると、遠くの方から主の大声と共に、他の刀剣たちの驚愕の声を聞こえてきた。
＿＿＿まぁ、そうなるよな。
鶴丸 「こんな驚きは求めていなかったんだが…………。」
目を閉じても浮かんでくるAの身体。忘れようとしても、脳裏に焼き付いて離れない。
必死に冷静を保ったが、もし、俺だけの状態だったらどうなっていたことか……。
彼奴は、危機感が足りていない。いくら付喪神といえど、今は人の身体を得て、なんなら、欲さへあるのだ。
鶴丸 「次は、取って食っちまうかもな……。」
・
蛍丸 「A〜〜！！！！！ 戻ったんだねええぇぇぇ良かったああぁぁぁ！！」
愛染 「ホント、心配かける保護者だな、Aは。……ぐすっ、泣いてなんか、ねェからなっ！！」
だばああぁぁ、と涙を流す蛍と、目に雫を溜める国俊。
どうやら、思っていた以上に心配をかけさせてしまったみたい。
＿＿＿これが世に言う、ほたかわ、くにかわ。というやつか。
なんて考えは、ほんの数秒ほどで何処かへ飛んで行った。
今は、沢山二人を撫でたい気分。
A 「ごめんなさいね、次はあんなヘマしないわ。」
愛染 「次なんか作るなよッ……！」
蛍丸 「次ちっちゃくなったら、石切丸にぱんちしてもらうからね。」
A 「それは……洒落にならないわね。」
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通りすがりの黒魔道士Ａ - 姫さん» 目指せふんわりシリアスですね、笑。上手くふんわりできますかね……。精一杯頑張ります！ (2019年4月22日 23時) (
レス) id: 7cf13d78d6 (このIDを非表示/違反報告)
姫(プロフ) - なんか不穏な感じが…。リクエスト、ではないのですが私悲しい系全く無理なんでお手柔らかにお願いします… (2019年4月22日 23時) (レス) id: c368b89eae (このIDを非表示/違反報告)
通りすがりの黒魔道士Ａ - 姫さん» 多分……煙が巻いてくれました……！ (2019年4月19日 21時) (レス) id: 7cf13d78d6 (このIDを非表示/違反報告)
姫(プロフ) - 戻った！！よかったよかった。た、タオルは巻いてるという認識で読ませていただきました… (2019年4月19日 19時) (レス) id: c368b89eae (このIDを非表示/違反報告)
通りすがりの黒魔道士Ａ - 愛が止まらない人さん» もうホントに嬉しかったです！あの明石くんが踊る……ちょっと驚きですね笑。 (2019年4月17日 22時) (レス) id: 7cf13d78d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：通りすがりの黒魔道士Ａ | 作成日時：2019年1月21日 21時
