お休みの日はのんびりと ページ27
山鳥毛 「此処を探索でもしてみようか。」
一番最近に本丸に来た新刀剣男士、山鳥毛は絶賛暇を持て余していた。同じ派閥であり「子猫」「お頭」と呼び合う中である南泉一文字も、上杉馴染みであった刀たちも、出陣や遠征、演練などで出払っており、山鳥毛が気軽に話せる仲間は、誰も居なかった。
そこで、山鳥毛は、自分がこれから長年住むことになるであろうこの本丸を、散策してみようと思い立ったのであった。
既に良い匂いが漂っている厨では、新撰組の刀剣と、歌仙兼定によって昼餉の用意が進められていた。
“今日の昼餉も美味そうだ”なんて、刀剣の身であった頃には思いもしなかったのんびりとした思考になった。
南泉が見たら卒倒してしまいそうなのだが、ほわほわとした表情で山鳥毛は廊下を歩き出した。
途中、審神者部屋から審神者の悲鳴にもきこえてしまうほどの叫び声が、山鳥毛の耳に届いた。
どうやら、明日出す予定の書類を今日まで溜めていたらしい。自業自得である。
「小鳥は今日も元気そうだな。」
カラカラと笑いながら廊下を歩き続けた。部屋と部屋の間を通る廊下から、庭へと繋がる廊下に出る。すると、自分の膝あたりから、「こんにちは」と声をかけられた。
はて、自分の膝が言葉を喋ったか。ととぼけながら見下ろすと、美しい女が自分を見上げていた。
「こんな別嬪さんに出会うとは、今日の私は運が良いようだな。」
「まぁ、それなら私も運が良いわ。こんな綺麗な方と出会えたのですからね。」
「隣、失礼しても良いかな。」
「どうぞ、お饅頭くらいならありますよ。」
よいしょっ、と腰を下ろすと隣に座る美しい女、A国華がふわりと笑った。
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絵里奈(プロフ) - 受験ですか…！大変だと思いますが、頑張ってください！応援してますね！ (2020年3月10日 17時) (
レス) id: fc96f27cb2 (このIDを非表示/違反報告)
まぴおろごん@通りすがりの黒魔道士A(プロフ) - 銀さん» 了解致しましたっ！リクエストありがとうございます！ (2020年2月1日 21時) (レス) id: 8464144616 (このIDを非表示/違反報告)
銀 - またまたリクエスト…続きのお話をお願いしたいです！あの一件で仲良くなった後、戦場にニ振りで出陣して戦う話をお願いします。…あ！続けてのリクエストなので、可能でしたら…という事で！ (2020年2月1日 18時) (レス) id: a528b4582c (このIDを非表示/違反報告)
銀 - 読ませていただきました！山鳥毛さんやっぱ格好良いですね！有難うございます！(´▽｀) (2020年2月1日 18時) (レス) id: a528b4582c (このIDを非表示/違反報告)
まぴおろごん@通りすがりの黒魔道士A(プロフ) - 裕大@病み中低浮上さん» 了解致しました！リクエストありがとうございます！ (2020年1月24日 18時) (レス) id: 8464144616 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まぴおろごん@通りすがりの黒魔道士Ａ | 作成日時：2019年12月3日 20時
