参 ページ15
A 「……おっきい。」
白夜 「ミュ本丸の建物は事務所みたいだもんなぁ……。ステ本丸はなんか屋敷みたいだったが。」
A 「主さまステ本丸にも行ったのですか。」
目の前に聳え立つ大きな建物。私たちの本丸は木造だけれど、みゅーじかる本丸は鉄みたいなもので出来てる。
……これで木材ですとか言われたらどうしましょう。
それにしても、縦に大きいからか、何か建物から威圧を感じてしまうわ。
茅野 「白夜様は私に付いてきてください。三日月、A様に本丸を案内して下さい。」
三日月 「あい分かった。」
そして、主さまは茅野さんに、私は三日月さんに付いて、それぞれが本丸に足を踏み入れた。
私たちの本丸でいう正門が、自動どあ、というものになっていた。茅野さんが言うには、関係者以外には反応せず、防犯対策はバッチリとのこと。
ちょっと私には分からなかったけど、主さまは興味深そうに「へぇ」と自動どあを眺めていた。
・
三日月 「さて、本丸を案内しよう……、といっても、何処から案内すべきか……。
……あぁ、確か主は稽古を見せろと言っていたか。うむ、ではそうしよう。」
A 「(稽古の風景……？！ やだ何それ超豪華じゃない！ どどどどどどうしましょう、皆さんいらっしゃるって事よね私の心臓持つかしら？！
今日のお化粧はバッチリ、濃くなく薄くなく、きっと見た目は大丈夫なはずよ、はうあ、無礼のないようにしないと……)」
カタカタカタカタと震える私を見て、三日月さんは面白いものを見たようにクスリと笑うと、「其方は表情が豊かだなあ」と言った。
……ただ荒ぶってるだけのようなものなんだけれど、「ありがとうございます」と感謝を述べた。
多分、褒めてくれたのよ、たぶん。
三日月さんが稽古場に案内してくれる前に、こんな調子では引かれてしまうと、私は荒ぶる気持ちを抑えて、いつもの調子を取り戻しておかなければいけなかった。
スー、ハー、と大きく深く呼吸をして、なんとか稽古場に辿り着くまでに、落ち着くことができた。
三日月 「そら、此処が稽古場だ。確か今日は皆が揃っている筈だぞ。」
A 「あら、そうなんですね！(嘘でしょ)」
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絵里奈(プロフ) - 受験ですか…！大変だと思いますが、頑張ってください！応援してますね！ (2020年3月10日 17時) (
レス) id: fc96f27cb2 (このIDを非表示/違反報告)
まぴおろごん@通りすがりの黒魔道士A(プロフ) - 銀さん» 了解致しましたっ！リクエストありがとうございます！ (2020年2月1日 21時) (レス) id: 8464144616 (このIDを非表示/違反報告)
銀 - またまたリクエスト…続きのお話をお願いしたいです！あの一件で仲良くなった後、戦場にニ振りで出陣して戦う話をお願いします。…あ！続けてのリクエストなので、可能でしたら…という事で！ (2020年2月1日 18時) (レス) id: a528b4582c (このIDを非表示/違反報告)
銀 - 読ませていただきました！山鳥毛さんやっぱ格好良いですね！有難うございます！(´▽｀) (2020年2月1日 18時) (レス) id: a528b4582c (このIDを非表示/違反報告)
まぴおろごん@通りすがりの黒魔道士A(プロフ) - 裕大@病み中低浮上さん» 了解致しました！リクエストありがとうございます！ (2020年1月24日 18時) (レス) id: 8464144616 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まぴおろごん@通りすがりの黒魔道士Ａ | 作成日時：2019年12月3日 20時
