女士(ほぼ男士)会 ページ2
A 「失礼しま〜す。」
次郎 「おーっ! よく来たね入りな入りな!」
次郎さんに手招きされるがままお部屋に足を踏み入れる。
部屋には次郎さんのほかに、加州くんと乱くんが机に座っていた。
私が部屋に入ってきたことに気付くと、2人は勢いよく席を立ち、私の目の前で爪を見せてきた。
2人の爪は綺麗にデコレーションされていて、次郎さんがやったんだな、と想像がついた。
乱 「Aさんやっほ〜! 今ね、次郎さんにネイルしてもらってたの! 可愛くない?」
加州 「俺もしてもらったの!」
A 「とても可愛いわ! デザインも2人に合ってる。」
そう言うと、2人はえへへ、と顔を緩ませた。
うぅ〜ん、可愛い。
女の身体をしている私だけれど、多分女子力はこの2人、そして次郎さんに負けている自信がある。
自分で言ってて悲しくなるわ……とほ。
次郎 「Aにもやってあげよっか?」
A 「良いんですか?!」
次郎 「もちろんさ! ほら、ここ座りな。」
机を挟んで次郎さんと向かい合わせに座る。加州くんと乱くんは元の位置(次郎さんの左隣と私の右隣)に戻って、私の爪を見つめながら談笑を始めた。
加州 「Aさんちょー爪綺麗じゃん! どうやって手入れしてるの?!」
A 「んーそうねぇ、あんまり意識はしてないんだけど、丁寧に時間かけてやってるわ。出陣の予定があるときは、早めに寝て、早めに起きてるわよ。」
乱 「えーすごおい! ボク時々爪のお手入れ忘れちゃうんだよね……」
次郎 「そーんな気にしなくても、充分アンタ達も綺麗よ。」
次郎さんは喋りながらも手早く綺麗に爪にデコレーションを加えていく。
みるみる可愛くなる私の爪に、ふふふ、と笑みをこぼした。
・
次郎 「はい完成! どう? どう?」
A 「はぅあああぁ! 可愛いです次郎さん!」
次郎 「でしょーー?」
次郎さんにデコられた両爪。
きらきら輝いてて、今の私は多分子供みたいに顔を輝かせている事でしょう。
加州 「よし、それじゃあ本題に入ろっか。」
A 「本題?」
乱 「ずばり!!! ______最近明石さんとどう?」
A 「へっ?」
74人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「刀剣乱舞」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
まぴおろごん@通りすがりの黒魔道士A(プロフ) - 絵里奈さん» ありがとうございます!明石くんの幼児化……うへへ() (2019年10月29日 21時) (レス) id: e544de2375 (このIDを非表示/違反報告)
絵里奈(プロフ) - まぴおろごん@通りすがりの黒魔道士Aさん» 精神の方も幼児化で!とことん甘えて欲しい…んでお兄ちゃんぶる国俊と蛍が見たいですね……。 (2019年10月29日 20時) (レス) id: 960d967039 (このIDを非表示/違反報告)
まぴおろごん@通りすがりの黒魔道士A(プロフ) - 絵里奈さん» そう言って貰えると、国華ちゃんも私も嬉しいです……! リクエストありがとうございます!質問なのですが、国行の精神の方も幼児化させますか? (2019年10月28日 22時) (レス) id: e544de2375 (このIDを非表示/違反報告)
絵里奈(プロフ) - う国華ちゃんのことになると妄想が止まらないんですよ。だからリクエストなんですけど、国華が突然ショタ化してそれを来派でお世話するほのぼのストーリーが見たいです! (2019年10月27日 15時) (レス) id: 960d967039 (このIDを非表示/違反報告)
絵里奈(プロフ) - 国華ちゃん可愛いわぁ…。白夜さんと国行が羨ましすぎて堪らない…。もうなんなんですか!この可愛さを表現できるだけの語彙力をくれさい。リクエスト応えてくださりありがとうございました!! (2019年10月27日 15時) (レス) id: 960d967039 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:まぴおろごん@通りすがりの黒魔道士A | 作成日時:2019年9月15日 21時